着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

2022-01-01から1年間の記事一覧

冬至の着こなし〜年末編

「冬至(とうじ)」は、一年でもっとも昼が短く、夜が長い日。今年は、12/22でした。寒さを乗りきるためにカボチャを食べたり、柚子湯に浸かって無病息災を願うそうです。 この日から約2週間が、二十四節気の冬至。様々な行事が目白押しの季節です。クリス…

大雪の着こなし〜雪輪文様

今年は12/7〜、季節は「大雪(たいせつ)」になりました。山にも平地にも雪が積もり、本格的な冬が到来する季節。 ということで、きょうは「雪輪(ゆきわ)文様」の着物を選びました。 雪輪文様は、丸みをおびた六角形とも言われますが、私には6つの窪みがあ…

着物でお出かけ〜庭園美術館の庭園へ

きょうは、きものカルチャー研究所 主催の「秋の園遊会」に行ってきました。 場所は、目黒駅近くの「東京都庭園美術館」 1930年代に建てられたアール・デコ様式の旧朝香宮邸は、美術館として様々な展示が行われますが、今回は、その敷地に広がる緑豊かな庭園…

小雪の着こなし〜袷の楽しみ

雪の便りが届くころ。といっても、積もらないほどの、ちょっとした雪。ということで「小雪(しょうせつ)」だそうです。今年は11/22~12/6ころ。 この頃から、少し「暖かそう」に見える着こなしを意識しはじめています。 着物は袷(あわせ)で。 長襦袢は気…

ちょっとお出かけ〜NEO美人画 2022 展

久しぶりに表参道に行ってきました。お目当ては、スパイラルガーデンで開催中の「NEO 美人画 2022 〜 着物を纏って今を生きる」 展。 人気漫画家の東村アキコさんが、現代の日常の中で着物を着ている女性の姿を描いています。 彼女たちの装いは、美しく、季…

立冬の着こなし〜クリスマス配色

そろそろ、あちらこちらでクリスマス・イルミネーションが点灯しはじめていますね。オーナメントやデコレーショングッズなども見かけるようになりました。 これから約1ヶ月は、クリスマス気分を楽しめる季節。...とはいえ、あまり具体的なモチーフの柄だと…

立冬の着こなし〜皆既月食

季節は「立冬(りっとう)」になりました。暦のうえでは、この時期が冬のはじまり。木枯らしが吹いたり、初雪の便りが届いたり。寒さに備えて、冬の準備をはじめる季節です。 そして、今晩は皆既月食。月の満ち欠けを3時間ほどで見ることができる機会です。 …

霜降の着こなし〜文化の日

きょうは祝日、文化の日。その趣旨は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」だそうで、皇居で文化勲章の親授式が行われたり、芸術祭が開催されたりしています。晴天率が高いそうで、きょうも晴れて、気温も高めです。 ということで、きょうは小紋の柄を通して…

霜降の着こなし〜秋冬の小物コーデ

季節は「霜降(そうこう)」になりました。朝晩の冷え込みが増して、里山では霜が降りはじめるころだそうですが...今朝の富士山!真っ白になっていました! 冬の訪れを感じる、ここ数日。 今季のsomething new 小物を使ったコーデに挑戦しています。 黒系の…

寒露の着こなし〜単衣の羽織〜

今年は10/8~、寒露(かんろ)になりました。朝晩の冷え込みで野草に宿る冷たい露のことを、寒露というそうです。空気も澄んできて、秋晴れの過ごしやすい日が多くなる季節。 そして、ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる季節でもあります。これにちなん…

秋分の着こなし〜紗の羽織〜

きょうはもう...冬のような寒さで。気温は15℃未満で、雨も降っていました。一昨日までは30℃近い晩夏~初秋の気候だったのに。 10月に入ってからは、さすがに夏ものは片付けて、単衣の着物+紗の羽織を合わせて着ていました。残暑もあったので、羽織は紗の方…

秋分の着こなし〜紺色コーデ

今年の秋分は9/23。春分と同様に、昼と夜が同じ長さになる日ですね。秋分の日から少しずつ夜が長くなって...いわゆる、秋の夜長を楽しむ季節になりました。 そして、お彼岸の中日でもあります。暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが。台風の影響で、気温は乱高…

秋のお彼岸〜おはぎ?ぼたもち?

歩道の脇に咲いていた「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」。ちょっと妖艶な雰囲気のお花ですが、日差しを浴びて生き生きと見えました。 このお花は「彼岸花」とも呼ばれていて...秋のお彼岸の頃に咲くんだそうです。 今年はきょうから約一週間が、秋のお彼岸。 …

白露の着こなし〜秋冬の小物

そろそろ暑さも一段落。ここ数日は、着物は透け感が控えめの夏もの、帯は秋冬の八寸名古屋帯、小物も秋冬ものでコーディネートしています。そろそろ着物も秋冬ものにしようかなぁと考えると、なんとなく定番コーデが頭に浮かび...もちろん、気に入っているん…

白露の着こなし〜渡鳥の柄

季節は「白露(はくろ)」になりました。朝晩は涼しくなってきたので、草花や木に朝露が降りはじめる頃なのでしょう。日中の暑さも和らぎはじめてきたように感じます。 この時期の後半は…「玄鳥去(ツバメさる)」と言われ、渡鳥(ツバメ)が暖かい南の地へ…

処暑の着こなし〜秋の衣更え・半衿

温暖化の昨今、普段は気温に応じて着物や帯を選んで着ていますが、「半衿」だけは基本ルールに則ることを心がけています。6~8月は「絽の半衿」、そして9/1~は「塩瀬の半衿」に付け替えました。 着物はまだ夏の薄物。帯も夏OKの八寸名古屋帯。 帯締めは迷っ…

処暑の着こなし〜夏の薄物

季節は「処暑」になりました。暑さが和らぎ、穀物が実りはじめる季節。朝夕は少し過ごしやすくなったものの、まだまだ暑さは続いています。 着物の基本ルールでは、7月~8月末までは「薄物」を着用することになっています。 「薄物」は、タテ糸とヨコ糸の密…

立秋の着こなし〜夏虫色

季節は「立秋」になりました。暦の上では秋のはじまり。まだまだ暑いは日は続いていますが、たまに吹く風が…ほんの少し涼を感じたりして、季節が動いていることを実感します。 この夏、私のなかで大活躍したのが、この帯揚げ。 色々な着物や帯に合わせやすく…

大暑の着こなし〜夏色の小物

「夏色」と聞いて、どんな色をイメージされますか? (あ!...歌じゃなく、色の話です) 青?黄色?ビビットな原色?エスニックな色?... 人によって色々だと思いますが... ダジャレでなく(^ ^;) 私の場合、光があたって白っぽくなったような色が夏らしい…

大暑の着こなし〜麻の着物に半幅帯

「大暑」になりました。今年は7/23~8/7だそうで、一年で最も暑くなる季節。 この時期の「土用の丑の日」に、うなぎを食べる風習は有名ですが、元々は「う」のつくものを食べると病気にならないという言い伝えがあったそうで、梅干し・瓜・うどん…でも良いそ…

小暑の着こなし〜カゴバッグ

なんと!本屋さんで出会った...アフリカ・ウガンダ製のカゴバッグ! これは夏着物の時もイケるかも? このブランド「RICCI EVERYDAY」のHPでは、製作しているウガンダの女性たちの様子やメッセージを見ることができます。彼女たちの仕事につながっていると思…

暑中見舞い 2022

暑中見舞いは「小暑」〜「大暑」の期間で、梅雨が明けた後に発送するのが通例だそうです。 今年は早々に梅雨が明けたので...。 ...とはいえ、今週末は戻り梅雨のような大雨の予報。 コロナの感染者数も増えつつあるので、皆さま、気をつけてお過ごしください…

小暑の着こなし〜羅の帯

今年は、七夕の7/7から、二十四節気の「小暑」になりました。 「小暑」は、次の「大暑」に向かって次第に暑さが本格的になって、梅雨も明けて...という季節だそうですが、今年はもう梅雨が明けているせいか、すでに夏本番のような気温です。 きょうも東京の…

染色講座:絽の帯揚げ

梅雨、明けましたね☀️関東では過去最も早いそうです。連日35℃前後で日差しも強力なので、もう夏ですね。 この良きタイミングで、夏用の、絽の帯揚げを染めました。自作なので、ツッコミどころ満載なんですが(^ ^; お花の輪郭は縫い絞り。そして今回は、絞っ…

夏至の着こなし〜麻の着物

夏至(げし)は、一年でいちばん昼が長く、夜が短くなる日として知られています。 今年は 6/21。二十四節気では、この日から約2週間が夏至の期間になるそうで、この期間を過ぎると、日照時間が少しずつ短くなっていくそうです。 まだ梅雨なので湿度は高く、…

夏越の祓〜茅の輪くぐり

駅に向かう途中。なんとな~く神社が気になって。お参りでもしていこうかなと、軽い気持ちで鳥居をくぐった先に、なにやら大きな輪が!!その輪をグルグルと廻っている方もいて。 近づくと「夏越の祓え~茅の輪くぐり」と書かれた案内板に、輪のくぐり方が書…

芒種の着こなし〜洗える正絹の着物

今年は6/6から、二十四節気の芒種(ぼうしゅ)になりました。「芒 (のぎ)」は、麦や稲などの穂先にある針のような毛のことだそうで、この時季に “芒” のある植物の種を蒔いたり、田植えを行うんだそうですが…私の出身地では、田植えはもうちょっと早い時期…

ちょっとお出かけ〜日本染織作家展

上野・東京都美術館のギャラリーで開催された「第45回 日本染織作家展」に行ってきました。日本の染織家で構成された団体(日本染織作家協会)主催で、公募を行い、優秀な作品が展示されているということで、いずれも素晴らしい着物・帯でした。 偶然にも、…

半衿の衣更え

6月になったので、半衿を絽に付け替えました。 着付け教室の最初の授業では、半衿の付け方を実習します。半衿は、汚れが気になったら外して洗って付け替えて、色柄物や刺繍衿でお洒落したい時も、季節が変わる時も...付け替えます。 お裁縫が得意でない私(^…

小満の着こなし〜夏支度

この週末の東京は、もう夏のようです。最高気温30℃前後ですから、夏物を着た方が、自分も心地よいし、周りの人も暑苦しさを感じないだろうと思います。 着物の基本ルールで言うと、5月はまだ袷の着物...といいますが。汗だくで基本ルールを遵守するよりも、…