着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ちょっとお出かけ〜世田谷文学館

久しぶりに展覧会に出かけました。 「ヨシタケシンスケ展 かもしれない」 絵本作家ヨシタケシンスケさんの頭の中を覗き見させてもらっているような。 豊かな発想やアイディアの源泉と、それがどうカタチになっていくのか…。 ほそ~い線で描かれた小さなスケ…

小満の着こなし〜立涌

季節は「小満(しょうまん)」に変わりました。気温の上昇とともに陽光も強くなって、万物が生長し、あらゆる生命が満ちていく季節だそうです。 東京も25℃を超える日が増えつつあります。 この季節に合うかな〜と思ったのが、立涌(たてわく)文様の着物。 …

立夏の着こなし〜単衣の着物

季節は「立夏(りっか)」になりました。 今年はちょうど端午の節句が、夏の始まりになりました。さわやかな五月晴れの空に、こいのぼりが気持ちよさそうに泳ぐイメージがピッタリです。 一年でもっとも過ごしやすいと言われる、この季節。 なにを着ようかな…

穀雨の着こなし〜夏の雨コート

季節は「穀雨(こくう)」になりました。しっとり降り注ぐ雨が、穀物に実りをもたらす季節だそうです。特に雨が多い時期ではないそうですが、最近、東京では毎日のように雨が降っています。朝は晴れていても午後から...とか、夕方〜朝方までとか...。 こんな…

細帯アレンジの楽しみ

帯の種類といえば、現代で一般的なものは、袋帯、名古屋帯、半幅帯...。という具合に、まずは帯の長さや幅で分類されて、そこから素材や染織手法によって細分化されているようです。 今回のテーマ「細帯」は、大きくは半幅帯の仲間です。 半幅帯は、浴衣の帯…

認定式 2022

久々に「認定式」が開催されました!会場は和風装飾が美しい、目黒雅叙園。 これまで毎年開催されていましたが、コロナの影響で昨年・一昨年は見送りになって、3年ぶりの開催になりました。 認定されるのは、中等科を修了された方、着こなし講座を修了され…

晴明の着こなし〜鳥柄の帯を逆巻きで

季節は、二十四節気の5つめ「晴明(せいめい)」になりました。すべてのものが清らかで生き生きしている、という意味だそうです。たしかに、昨日までのぐずついた天気が去って、澄んできたように感じます。 暦の上では、この頃に燕がやってきたり、雁が去っ…

成人年齢が変わりました

新年度がはじまって、きょうから成人年齢が18歳になりました。 新たに成人になられた、18歳・19歳・20歳のみなさま、おめでとうございます! ...ということは、次の成人式はどうなるのでしょう? 成人式には、振袖の着付けをご依頼いただくこともあるので、…

ご近所の桜が満開です🌸

桜の開花宣言から...寒くなったり、暖かくなったり、また寒くなったりして、10日が経ちました。きょうの東京は、曇り空でしたが、20℃近くまで気温が上がって、お散歩日和。 ご近所の遊歩道では、桜が満開でした! この遊歩道は、人通りも少なくて、のんびり…

春分の着こなし〜片身替わり風

「春分」を迎えました。昨日、東京では桜の開花も発表されて、いよいよ春到来。きょうの気温は20℃には至りませんでしたが、気分はもう単衣!という感じです。 春分といえば、昼と夜の時間が等しい日。ということで「片身替わり」のように見える紅花紬の、単…

啓蟄の着こなし〜鳥柄の帯

季節は「啓蟄(けいちつ)」に移りました。春が感じられる陽気になって、冬ごもりしていた虫たちが動き出し、外に出てくる季節だそうです。 この季節感を、どう表現しようかな〜?と、あれこれ連想してみて。たどり着いたのが「渡り鳥」...これなら、遠から…

3月8日〜ミモザの日

ご近所を散歩していたら、見事なミモザを見つけました。 たしか…3月8日は「国際女性デー」 そして「ミモザの日」とも呼ばれているとか。 この時期、イタリアでは街中の随所でミモザの花が咲き乱れるそうです。そして、ミモザの日には、男性が女性に敬意と感…

染色講座:絞り染めの半衿

最近の染色講座では、絞り染めの試行錯誤をしておりました。はじめは紐やゴムを使った大柄なもの、次第に縫って絞る小さな柄へ。。。そして、ようやく。先日、半衿を染めてみました。が!! 向かって右の方は、まぁまぁ成功?形のバラツキなどは、ハンドメイ…

雨水の着こなし〜万筋

季節は「雨水(うすい)」になりました。二十四節気の「立春」の次の季節です。 寒さが少しずつ緩み、雪は雨に、積雪や氷は少しずつとけて水になっていく季節だそうです。 そこで、雨や水にちなんだコーディネートを工夫してみました。 選んだ着物は、江戸小…

フラワーアレンジ〜桃の節句

今回のテーマは、桃の節句でした。 でも、プリザーブドフラワーには桃の花はないそうで。今回の主役は桃色=ピンクになりました。しかも、お正月用に作ったアレンジの花材なども再利用したので、いつもより少し豪華な、和風な、仕上がりです。 うちには豪華…

立春の着こなし〜梅

立春を迎えたとはいえ、まだまだ寒い日が続いていますね。都心は昨日午後から雪が降りましたが、心配したほど積もらず、晴天の朝を迎えました。 そこで、なにか春の予感を感じられるものを…と。思い出したのが、この帯。「いろは」の文字の間に、小さいです…

立春の着こなし〜ウグイス色?

立春を迎えましたが、まだまだ肌寒いこの時期。この週末は、最高気温が7~8度、最低気温は1℃前後の予報でした。そこで、着物と帯は暖かさを感じつつ、ちょこっと春色をポイントに使おうと思いまして、選んだ明るい色の帯揚げと帯締め。 「鶯色」だと思ってい…

帯締め、どちらが良いと思います?

先日の下駄に合わせて、全身コーディネートしてみました。 着物はグレーの紬、帯は黒&グレーの名古屋帯で、モノトーンにして。下駄の鼻緒と色が合っている帯揚げに目がいくように。そして最後に迷ったのが、帯締めの色。 帯揚げ中心なら、薄ブルー?...でも…

下駄🌟カスタムメイド

きょうの午後は、下駄を作ってきました。 といっても、好みの下駄台と鼻緒を選んで、自分で「すげる」というカスタムメイドです。 「すげる」って、現代ではあまり使わない言葉ですよね。漢字では「挿げる」と書いて、糸や紐を穴に通して結びつける・はめ込…

寒中の着こなし

寒中お見舞い申し上げます。 この冬は、寒波が次々にやってくるし、コロナの第6波もやってきたしで、ご苦労されている方も多いと思いますが、立春まであと少し。春には善き兆しが訪れることを願っています。 なんとなく...「春」という言葉には、明るいイメ…

フラワーアレンジ 〜 トピアリー

今年初のアレンジは、ブルー系のトピアリーでした。 トピアリーは「植物を人工的かつ立体的に形づくる造形物」のことだそうで、庭園などでは幾何学模様や動物型に刈り込まれた植物のことを、そう呼びます。 お花のトピアリーは、球体やハート型、アルファベ…

寅年コーデに挑戦

寅、虎、トラ...Tiger。 トラ柄も干支柄も持っていないのですが。なにか今年らしさを出せないかなぁと思っていたところ、きくちいまさんのコラムにヒントを得て。阪神タイガースのユニフォームはグレーのストライプ、虎柄は黄色と黒...こういったモチーフを…

年始の着こなし

今年初の着物は、白山紬の色無地にしました。 気持ちが改まる年始には、フォーマル感のある「色無地」が良いかなと。この白山紬は、紬糸の節(ふし)がアクセントになりつつ、絹の光沢が美しい織物。年始の晴れやかな気分を表してくれるかな〜と思って、選び…

恭賀新春 2022

本年も、好きなことや着物の楽しさを綴って参ります。