歩道の脇に咲いていた「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」。ちょっと妖艶な雰囲気のお花ですが、日差しを浴びて生き生きと見えました。
このお花は「彼岸花」とも呼ばれていて...秋のお彼岸の頃に咲くんだそうです。
今年はきょうから約一週間が、秋のお彼岸。
お墓参りに行ったり、おはぎを食べたり...ん?ぼたもち?...同じもの?
調べてみると、秋のお彼岸は「御萩餅」、春のお彼岸は「牡丹餅」と呼ぶけれど同じものだそうです。その季節に咲く花にちなんで、萩と牡丹と使い分けているんですね。日本人のこの繊細な季節感!感心します。
これを知ると。着物では、少し季節を先取る装いがお洒落と言われていますので、牡丹柄は春のお彼岸前、萩は秋のお彼岸前までを目安にしたらよいのかな?と思いました。