きょうの午後は、下駄を作ってきました。
といっても、好みの下駄台と鼻緒を選んで、自分で「すげる」というカスタムメイドです。
「すげる」って、現代ではあまり使わない言葉ですよね。漢字では「挿げる」と書いて、糸や紐を穴に通して結びつける・はめ込むことだそうです。
つまり、下駄台の穴に、鼻緒の紐を通して結び、はめ込んでいく作業です。これが結構、チカラ仕事なんですが。自分だけの一足が出来上がるのを楽しみに、頑張りました。
今回は、鎌倉彫の下駄台とブルーの鼻緒を選びました。
この下駄台は驚くほど超軽量!で、とても歩きやすそうです。
下駄というと、浴衣(夏)が連想されやすいですが、小紋や紬の着物に合わせて、通年OKなんです。ということで、夏でも冬でもアクセントになりそうなブルーの鼻緒にしました。
これまで、ねずこの下駄・草履をすげて、今回で3足目。
最初の下駄はコツがつかめず、ゆるゆるで。一度履いた後、調整が必要でした。でも、次の草履は履きやすく仕上がって、愛用しています。足の形や歩き方は人それぞれなので、自分でやってみると、自分にピッタリの具合が分かってくるんだな〜と思います。
さて、今回は?・・・試し履きの段階では、いい感じ!
履いて出かけるのが楽しみです。
そういえば、昨春に、この色と同系の帯揚げを染めたので、合わせたら良いかも。