寒中お見舞い申し上げます。
この冬は、寒波が次々にやってくるし、コロナの第6波もやってきたしで、ご苦労されている方も多いと思いますが、立春まであと少し。春には善き兆しが訪れることを願っています。
なんとなく...「春」という言葉には、明るいイメージがありますよね?
ところで。「寒中」というのは、いつのことでしょう?
答えは、「二十四節気」の「小寒」「大寒」の時期だそうです。2022年は、小寒(1/5〜)大寒(1/20〜)立春(2/4〜)なので、1/5〜の約1ヶ月間が「寒中」ということです。
この週末は、まさに大寒。さらに細分化された、七十二候では「款冬華(ふきのはなさく)」
・・・この季節感を、コーディネートのモチーフにしました。
着物は、寒い季節にピッタリのほっこり系・結城紬の袷仕立て。濃いめのブラウン系で、雪輪柄。帯は、洒落用袋帯。こちらもブラウン系で、七宝柄。どちらの柄も、丸(円)モチーフです。
この日のポイントは、半衿の絞り柄のグリーン。ふきのとうが雪から顔を出したイメージです。なかなか伝わりにくいとは思いますが(^_^;
帯締めと帯揚げは、帯色の中から白〜クリーム〜黄(金)を合わせました。
別な日は、同じ着物と帯で、帯締めと帯揚げを変えてみました。
帯締めは、丸組→平組に。帯揚げはピンクを指し色にして、着物の八掛(裏地)と色を合わせてみました。
限られた着物と帯でも、小物をちょっと変えてみると気分も印象も変わるのが面白いですね。
まだまだ寒さもコロナも厳しい状況が続きそうですが、体に気をつけつつ、春の訪れを待ちましょう。