季節は、二十四節気の5つめ「晴明(せいめい)」になりました。すべてのものが清らかで生き生きしている、という意味だそうです。たしかに、昨日までのぐずついた天気が去って、澄んできたように感じます。
暦の上では、この頃に燕がやってきたり、雁が去っていったり...渡鳥が移動する季節とされているようで...。先月、一足早く登場させてしまった鳥柄の帯は、この季節にぴったりのようです(^_^;)
そこで、きょうは明るめの色の着物に、あの帯を逆巻きにして着てみました。
逆巻き?って、どういうことかというと。
この帯は、お太鼓はこんなふうに、左右で白ベース・黒ベースになっています。
これを半分に折って胴に巻くので...左巻きにすると先日のような黒ベースに、右巻きにすると白ベースになる帯なんです。
着付けを学ぶと、こんなことも楽しめます♪
ちなみに、逆巻きと書いたのは、単に前回と逆方向に巻いたことを意図しています。専門用語ではないので、ご理解ください。