いつもはプリザーブド・フラワーのアレンジメントですが、今回は久々に、生花に挑戦しました。生花は、一輪が大きくてボリューム感があり、力強く元気な印象です。
今回のレッスンテーマは、フィラーフラワーのあしらい方。
フィラーフラワー?って...かすみ草やスターチスのように小花をたくさんつけている、ふわっとしたお花たちのことで、花と花の空間をうめたり調和させてくれたりします。それに対して、バラやカーネーションなどの一輪で存在感のある花は、マスフラワーと呼ばれます。
今回のマスフラワーは、オレンジ色のバラ、ピンクのバラ、パープルのトルコ八重、そしてクリーム系のカーネーション。
フィラーフラワーは、ひげ撫子、スターチス、スプレーカーネーション、ワックスフラワー、ソケイ...。どれだか分かりますか〜?
これを横長のバスケットにアレンジ。横長の花器の時は「パラレル」という型にすることが多いようです。まずはマスフラワーを、花器にほぼ垂直に、前後・高低をジグザグに配置していきます。その間を埋めたり調和させるために、フィラーフラワーを挿していきました。
生花の醍醐味は、ここからの変化。毎日水を差して長持ちさせると、お花たちが開いていってどんどん変化していくのを楽しめるはず。以前は、毎日のケアをネガティブに感じていて、ノーケアで何年も持つプリザーブド派だったのですが。なにかと不安定なコロナ禍で、生花の力強さに惹かれて(^ - ^)これからは、生花とプリのハイブリットで元気に楽しみたいと思います。