2020年初のフラワーアレンジメントは基本形の復習でした。
11種ある基本形のなかから、今回はS字シェイプのホガースに挑戦!
ホガース?って、どこがS字?というと。
18世紀のイギリス人画家ウィリアム・ホガースのサインが、ゆる〜いS字だったことから命名されたんだそうです。
生花だと長い枝ものを使ってゆるやかな曲線を表しますが、プリザーブドの場合はお花をゆるやかなS字に配置して、その先は葉もので補って曲線を表現します。
お花の配色は、トライアッド・カラーハーモニー。
色相環で三角形位置の色を組み合わせた配色でした。
シェイプは基本形でしたが、花材は最近のトレンドでナチュラル志向。こうした、草原を思わせる小さな草花や実ものを使うスタイルを「ミル・フルール」と呼ぶそうです。昨秋に作ったスワッグと合わせて「ミル・フルール」コーナーにしてみました。
ここ数年、ウェディングでもこの「ミル・フルール」を好む方が多くなってきて、カサブランカや蘭の豪華なブーケはトラディショナルなイメージになっているようです。