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着物コーディネート 〜 2月 羽織の残布で

ようやく、コロナの新規感染者数が減ってきて、ちょっとホッとしています。ワクチンの第一便も昨日到着したようですし。明るい兆しです。

きょうも最高気温は15度予想。例年、2月ってこんなに暖かでしたっけ?もう長襦袢は薄手のでも良さそうですね。見えるところは未だ冬仕様ですが。

きょうの主役は、帯にしました。これは先日着用した羽織の残布で仕立ててもらった、九寸名古屋帯です。着物は定番の江戸小紋、グレーの万筋。

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かつては羽織や和装コート向けとして「羽尺」という長さ9mくらいの短めの反物もあったそうですが、最近はその数は減って、着物向けの反物「着尺」で羽織やコートを仕立てることが多いようです。そうすると、3〜4mくらい生地が残ります。いわゆる残布。

この残布を、帯やバッグ、草履の鼻緒などにして...。余すことなく楽しめます。

今回の生地は、モノトーンが左右に分かれています。

後ろ姿はこんな感じ。

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これを胴に巻くときは半分に折るので、巻く方向で黒地を出すことも、白地を出すこともできます。きょうは、左から巻いて黒地を出して、シャープで粋な印象にしました。

春になったら、白地にもトライしてみます。