9月の第二週は25℃以下の涼しい日が続きましたね〜。いよいよ単衣の登場か!と思ったのですが、きょうの予報は最高気温30℃くらい。まだまだ夏着物がしまえません。
きょうは、帯を冬向きにしてみました。と言っても、博多織の八寸名古屋帯ですので、いわゆる単衣帯。軽くて締め心地の良い帯です。
着物は、まだ夏物。ちょっと透けてる紋紗の色無地です。帯締めはオールシーズン使える三分紐、帯揚げも冬物。もちろん、半衿は冬仕様の塩瀬です。
ということで、着物以外は、秋冬仕様に衣替えしました。
そして、そろそろ羽織やコートなどの上着を着ようかな〜と。
上着を着ない、いわゆる「帯付き」で出歩くのは諸説あって。4月〜10月までは帯付きでOKという人もいれば、帯付きは年中NGという人も...。昔は「帯付きで歩くのは芸者さんだけ」と言われていたそうで、今でもそれを信じている方もいらっしゃるようです。
ですが、時は現代。温暖化ですし。
私は、シーンや気温、気分などで、決めちゃっています。
夏は気温優先で帯付きが多く、よほど改まった席に伺うときだけ紗のコートを着ます。
今頃だと、秋の気分を感じよう!と思ったときに羽織る感じです。まだまだ気温が高い日もありますので、薄手の紗の上着が活躍するのが、この季節ですね〜。