着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

暑中見舞い 2022

暑中見舞いは「小暑」〜「大暑」の期間で、梅雨が明けた後に発送するのが通例だそうです。

今年は早々に梅雨が明けたので...。

...とはいえ、今週末は戻り梅雨のような大雨の予報。

コロナの感染者数も増えつつあるので、皆さま、気をつけてお過ごしください。

小暑の着こなし〜羅の帯

今年は、七夕の7/7から、二十四節気の「小暑」になりました。

「小暑」は、次の「大暑」に向かって次第に暑さが本格的になって、梅雨も明けて...という季節だそうですが、今年はもう梅雨が明けているせいか、すでに夏本番のような気温です。

きょうも東京の最高気温は、35℃くらいでした💦

夏に着物を着る楽しみは...色々あると思いますが、私は「涼感の見える化!」を心がけています。実際の体感はさておき、涼しげに見えるように。

で、選んだアイテムは、着物は透け感バッチリの夏大島、帯は羅の八寸名古屋帯。

着物の色は黒ベースですが、下の白の長襦袢が透けているのが、涼しげなポイント。写真ではちょっと分かり難いかも?ですね(^^;

そして帯は、目が粗く透けている「羅」...これも...前だと分かりませんが、後ろのお太鼓は透けているんです。写真が撮れなくて(^^;

「羅」は、目の粗い網のような絹織物の名称で、もともと、鳥などを捕まえる網を意味していたそうですが、その網のように織られた絹織物を指すようになったそうです。

夏は、こういった透け感を楽しめる季節ですね〜♪

染色講座:絽の帯揚げ

梅雨、明けましたね☀️関東では過去最も早いそうです。連日35℃前後で日差しも強力なので、もう夏ですね。

この良きタイミングで、夏用の、絽の帯揚げを染めました。自作なので、ツッコミどころ満載なんですが(^ ^; 

お花の輪郭は縫い絞り。そして今回は、絞った先端を別な色に染める2色染めにも挑戦しました。下の方は筒状のボトルを使った絞りです。

実際に使ってみると、見えるところは少ないので、自作の粗さは隠せます👍

濃いめのローズピンクに染めたはずのお花は、お太鼓の横で光を浴びて...可愛いピンクに輝いて...アクセントになっています。

染め分け💖 分かりやすくて楽しいので、これからも試してみたいと思います。

夏至の着こなし〜麻の着物

夏至(げし)は、一年でいちばん昼が長く、夜が短くなる日として知られています。

今年は 6/21。二十四節気では、この日から約2週間が夏至の期間になるそうで、この期間を過ぎると、日照時間が少しずつ短くなっていくそうです。

 

まだ梅雨なので湿度は高く、気温も上昇して、ジメジメ・ムシムシ...ちょっと不快なこの季節。着物と長襦袢を、サラッとした着心地の麻素材にしてみました。

着物は小千谷縮み。独特のシボ感があって通気性が良い麻です。

帯は、博多織の八寸名古屋帯。夏の紗の献上柄です。

帯揚げは絽、帯締めは三分紐+ガラスの帯留め。全て夏仕様です。

 

麻は、お手入れがとっても楽です。

洗濯機で洗って、きものハンガーに干すだけ。乾きが早くて、アイロン要らず。

夏のお洒落着に適した素材です。

夏越の祓〜茅の輪くぐり

駅に向かう途中。なんとな~く神社が気になって。お参りでもしていこうかなと、軽い気持ちで鳥居をくぐった先に、なにやら大きな輪が!!その輪をグルグルと廻っている方もいて。

近づくと「夏越の祓え~茅の輪くぐり」と書かれた案内板に、輪のくぐり方が書かれていたので、その通りにくぐってお参りしてきました。

どうやら...「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、6月末に半年分の心身のけがれを祓い、後半も元気に過ごせるように祈願する行事だそうで、境内に芽(ちがや)という草で編んだ輪を置いて、その「茅の輪(ちのわ)」をくぐることで厄が落ち、身が清められるんだそうです。 

 

思いがけず「茅の輪」をくぐる機会に恵まれたのは、有難いことだったようです。神様に導かれたのかな~?(^^;;  ありがとうございます!後半も元気に頑張ります!