今週末のテーマは「色無地のコーディネート」にしてみました。
色無地は、合わせる帯によってカジュアルな場にもフォーマルな場にも着ていくことができる、とても重宝な着物。
今週末は、土曜日はお教室でお稽古、日曜日はクラシックバレエ鑑賞と、趣の異なる日でしたので、一着の色無地を目的別にコーディネートしてみました。
今回の色無地の素材は、白山紬。
紬らしい節がありつつも、絹の光沢感が美しい着物です。
土曜日のお稽古には、カジュアルモードで。
綴れの八名古屋帯を合わせました。
この帯は親戚から譲り受けたもので、年代モノだと思いますが、シンプルな縞柄なので、何にでも合わせやすく、そのシンプルさがモダンな感じもします。
この日の課題は、帯揚げ。考えあぐねた結果、白ベースにしましたが、もう一考したいところでした。
そして、日曜日は東京文化会館へ。
ちょっと格を上げたいと思い、九寸名古屋帯を合わせました。
帯にも、帯締めにも、少し金糸が用いられたものです。
昨日よりは華やかになったでしょうか?
お正月など、さらに華やかな場には袋帯を合わせたいと思います。