きょうは、雲が厚く、夕方から雨予報。
お稽古での動きやすさも考慮して、袷の紬と八寸名古屋帯を合わせました。
この紬。ぱっと見るとグレーですが、近くで見ると藤色やブルーの糸が織り込まれていて、どんな色の帯にも合わせやすい着物です。
いつもなら、帯締めと同系色の帯揚げを合わせますが、今日は少しだけずらした色にしました。アナロガス配色かな。
きょうは、雲が厚く、夕方から雨予報。
お稽古での動きやすさも考慮して、袷の紬と八寸名古屋帯を合わせました。
この紬。ぱっと見るとグレーですが、近くで見ると藤色やブルーの糸が織り込まれていて、どんな色の帯にも合わせやすい着物です。
いつもなら、帯締めと同系色の帯揚げを合わせますが、今日は少しだけずらした色にしました。アナロガス配色かな。
12月のテーマは、お正月。
花材も花器も、和風テイストのアレンジです。
お正月に飾るものは、神様をお迎えするため...ということで、神祭具の注連縄や縁起の良い扇などを取り入れています。
花器も吉祥柄の「唐草」です。
メインのお花は、菊。
菊は、皇室の紋にも定められていて、日本人にとっては品格や品位を感じる花。伝統的な慶弔の儀式にもよく用いられます。
もともとは平安時代に薬用や食用として中国から渡ってきたそうですが、その後、観賞用として日本独自の品種が育てられ、幕末になって...イギリス人が日本の菊を持ち帰ったことで、いまやヨーロッパでも多くの品種が栽培され、親しまれているそうです。
センターの2輪は誰もが知っているスタンダードな菊ですが、その左横の赤い毬のような花も、ピンポンマムという菊です。今回は深い赤でしたが、白や黄緑などもあって、洋風なアレンジにもよく登場する、可愛い花です。
菊と言えば...、重陽の節句。かつては9月9日に盛大な儀式も行われていたようですが、今では、あまり知られていないかも。
今どきの9月上旬は、まだ夏って感じですしね。
でも、9月9日に着物を着る機会があったら、菊を意識してみたいと思います♪
今週末のテーマは「色無地のコーディネート」にしてみました。
色無地は、合わせる帯によってカジュアルな場にもフォーマルな場にも着ていくことができる、とても重宝な着物。
今週末は、土曜日はお教室でお稽古、日曜日はクラシックバレエ鑑賞と、趣の異なる日でしたので、一着の色無地を目的別にコーディネートしてみました。
今回の色無地の素材は、白山紬。
紬らしい節がありつつも、絹の光沢感が美しい着物です。
土曜日のお稽古には、カジュアルモードで。
綴れの八名古屋帯を合わせました。
この帯は親戚から譲り受けたもので、年代モノだと思いますが、シンプルな縞柄なので、何にでも合わせやすく、そのシンプルさがモダンな感じもします。
この日の課題は、帯揚げ。考えあぐねた結果、白ベースにしましたが、もう一考したいところでした。
そして、日曜日は東京文化会館へ。
ちょっと格を上げたいと思い、九寸名古屋帯を合わせました。
帯にも、帯締めにも、少し金糸が用いられたものです。
昨日よりは華やかになったでしょうか?
お正月など、さらに華やかな場には袋帯を合わせたいと思います。
きょうは知り合いが出演するクラシックバレエ公演の鑑賞に上野・東京文化会館へ。
マチネだったので、公演前にランチを。と、上野公園内で風情のある和風建築が目を惹く、韻松亭さんへ伺って、花かご膳を頂きました♪
花かごに盛り付けられた色彩豊かなお料理に、テンションUP!
茶碗蒸しと焼き物、ごはんと赤だし、デザートも付いています。
こんなことを言ったら野暮ですが、お値段を知ると、コストパフォーマンスの高さにびっくり!
大きな窓から紅葉の公園も見渡せて、話も弾みました〜!
えっ!民家??...と思う外観ですが、一歩足を踏み入れると、モダンでセンスの良い空間が!まるで舞台のようなオープンキッチンと、観客席のようなカウンター。
これが、中目黒「天婦羅みやしろ」です。
ここで食のエンターテインメントが繰り広げられます。
私たちの食べるペースに合わせて、次々に趣向を凝らした逸品が登場。
たとえば、こちら。
シャトーブリアンを湯葉で巻いた天ぷら。添えられた胡椒の塩漬けを先ず口に含み、岩塩とお肉の天ぷらを頰ばると、口の中で素晴らしいハーモニーが...。そして、ウニとアワビの競演も。
もちろん、シンプルな海老やキス、アスパラ、しいたけ、ぎんなん...も美味。海苔を味わう天ぷらは、手渡し!でした。
締めは、トマトと出汁で炊き込んだごはん。と、思いきや。そこに巨大なかき揚げが登場して...混ぜ込んでいただきました。
最後は甘味とお抹茶をいただき、フィニッシュです。
味も、見た目も、サーブも、巧みに演出されていて...、さすが!ミシュランで星を獲得するお店だな〜と感心。居心地も良く、楽しい時間を過ごすことができました。
今回は仕事関係の方と訪問したので、洋服でしたが、次回は着物で伺いたいな〜と思っています。