着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

着物でお出かけ〜奄美大島へ - ②

奄美大島・二日目は、晴れました!

朝は地元の黒糖工場へ行って、出来たての黒糖を試食させていただきました。濃厚で香り高くて、初めての美味しさでした♪

 

続いて向かったのは、奄美パーク。

日本のゴーギャンとも呼ばれ、奄美とも所以の深い画家、田中一村さんの作品を観てきました。この美術館の外観も素敵!

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中は撮影できなかったのですが...

入口横で先ず経歴映像を見て。その中で、金屏風に農村を描いた作品をコンテストに出品して酷評...落選...だったと紹介されていたんです。たしかに映像では、ん?という感じだったんですが、実際の作品を観たら、すごく良くて!照明効果も良かったのか、風が吹いたら動き出しそうな...臨場感のある作品でした。

「ざくろ」も良かったな〜。

もちろん、有名な作品群も素晴らしかった!

 

そして最後は、せっかくだから海を見よ〜♪と、あやまる岬へ。

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少し風が強かったですが、キレイな海にテンションUP!

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行く先々で「着物のイベントがあるんですか?」「着物姿いいですね」「大島紬を着てくれて、ありがとう」など声をかけられまくりました。

奄美の方々はみんな優しかった〜。こちらこそ、ありがとう!です。

また、伺いたいです。

 

着物でお出かけ〜奄美大島へ - ①

念願の「大島紬を着て、奄美大島へ!」行ってきました♪♪♪

一泊二日ほぼ24時間の滞在...という限られた時間でしたが、堪能してきました。

 

初日は小雨の中、大島紬村へ。

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奄美の泥染は、テーチ木(車輪梅=シャリンバイ)の幹や根を煎じた染液に何十回も浸しては乾かし、さらに泥田に何度も浸して洗って...染め上がるそうで。テーチ木に含まれるタンニンと泥の鉄分が化学結合して、あの深く光沢のある黒に染め上がるのだそうです。

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大島紬は、先染めの着物。つまり、糸を染色した後に織り上げます。

では、どうやって柄を織り出すかというと...。

①図案から経糸と緯糸の設計図を作ります。短冊状のバーコードみたい!

②設計図にそって、染める絹糸と防染の木綿糸を締機(シメバタ)で織ります。

この絹糸は、前もって長さを整えたり、16〜20本がまとまるように糊付けしたりして、この後の染めや織りのために整えておくそうです。

③そして、泥染。

④最後に防染の木綿糸を取り除くと、柄を織り出す「絣糸」が完成!

⑤さらに、染まっていない白い部分に着色すると色柄も織り出せます。

...で、完成した「絣糸」を図案に合わせながら...経糸と緯糸をピッタリ合わせながら織っていくのだそうです。

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この全工程、一反できるまでに半年以上もかかるそうで...

この手間と技術を知ると...今の価格は高価とは言い難くなりました (^_^;)

 

ちなみに。備忘録。

★経糸は 約26mの長さで約1,250本! 緯糸は 約40m以上。

★よく聞く「マルキ」というのは、経糸に何本の「絣糸」を使っているかを表しているそうで...1マルキ=80本。故に、7マルキだと、560本の絣糸と690本の地糸を使っているんだそうです。

★経糸にも緯糸にも絣糸を使っているのが、経緯絣。

★緯糸だけに絣糸を使っているのが、緯絣(ヨコソとも呼ばれるそうです)

★一元(ヒトモト)は、経糸2本・緯糸2本の絣糸で風車のような十字で柄を織り出し、片ス(カタス)は、経糸1本・緯糸2本の絣糸でT字で柄を織り出す。

...と見てくると、手間のかかっているものほど高価ってことですね。

納得しました。

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明日は晴れると良いな。

 

着物でお出かけ〜12月の外苑前へ

きょうも最高気温が10℃前後の予想。

本格的に冬が到来したんですね〜。

きょうは着付けのお稽古後、友人のダンス発表会に。外苑前に行ってきました。

外苑と言えば、銀杏並木。

銀杏色をポイントにしたカジュアル・コーディネートに挑戦です。

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友人は、もう10年以上もヒップホップダンスのレッスンに通っていて、今までに何度も発表会に出演していたんですが...。なかなか伺える機会がなく、今回はじめて観ることができました。いや〜!すごい!踊っている姿に泣きそうになりました。

カッコ良かったよ〜♪

 

この発表会には20チーム近く出演していましたが、踊りはもちろん衣装も照明もちゃんとしてて。最近の発表会って、こういうレベルなんだ〜と感心!!

 

会場の雰囲気にはちょっと浮いてたかも?と思いつつ、着物で楽しんできました。

もう何処へでも着物で行きたいな〜。

 

着物でお出かけ〜秋の園遊会2019

毎年、お教室が主催してくださる秋の園遊会。

今年は横浜でした。

中華街の有名レストランで中華のコース料理をいただいたんですが、

総勢60〜70名の出席で、全員が着物姿。圧巻でした!

食事の後は、それぞれで横浜散策。

元町にはサンタさんが来訪中?(笑)で、丘の上の洋館まで足を伸ばすと、クリスマスのディスプレイ真っ最中。

お天気も良く、秋の横浜を楽しみました。

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きょうのコーディネートは、ちょっとだけ季節を先取りした「雪輪」柄の着物に、華やかさをプラスする洒落袋帯。着物と帯が同系色だったので、帯締めは白系で引き締めました。帯揚げのピンクは、実は着物の裏地(八掛)と色を合わせています。...が、これは、ほとんど自己満足の世界ですね。苦笑。

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11月の中旬まで単衣を着ていたのが信じられないくらい、急に寒くなって。きょうの最高気温予想は12℃くらい。

そうなれば、袷の着物に冬用の長襦袢。

さらには防寒対策のアームウォーマーとネックウォーマー。

万全の対策で、快適に過ごせました♪

 

着物コーディネート〜11月下旬・袷の登場

昨日は雨で、最高気温が12〜13℃だったので、袷の着物を着て出かけました。

きょうは昨日よりも気温が高くなる予想でしたが、同じ着物にして、長襦袢で調整することにしました。

で、着物は、袷の江戸小紋長襦袢は夏ものの紗。

帯は軽めに、博多の八寸名古屋帯

これは軽くて締めやすく、合わせやすくて、秋冬に大活躍する帯です。

着付けのお稽古の時は、博多帯が本当に楽なんですよね〜。

そして帯締め帯揚げは、秋の紅葉色にしてみました。

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きょうも雨雲が多かったので、お出かけ時には雨コートを着ました。

いよいよ袷の着物が楽しめる季節ですね〜♪