着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

アナロガス配色のフラワーアレンジ

5月のフラワーアレンジは、配色の基本ルールを教えていただいて作りました。

今回は似ている色相を組み合わせる、アナロガス配色。

f:id:kimono-kojima:20190519170105j:plain

色相環の黄色を中心にオレンジ〜黄緑を組み合わせています。

f:id:kimono-kojima:20190519170147p:plain

色相環

配色は、この色相環図をベースに考えるそうです。

代表的な配色は、

▪️モノクロマティック配色

同じ色相で、彩度や明度に差をつける配色。グラデーションのような感じでしょうか。フラワーアレンジでは、あまり見かけません。

▪️アナロガス配色

隣り合う似ている色相を組み合わせる配色。お花だと5色程度がまとまりやすく、フラワーアレンジで最もポピュラーな配色だそうです。

▪️コンプリメンタリー配色

補色と言われる対照的な色相を組み合わせる配色。インパクトのあるフラワーアレンジになります。

▪️ドミナントトーン配色

色相は多色にして、彩度や明度を揃える配色。ちょっと高度。

 

これらの配色は、お花だけでなく、ファッションやインテリアにも通じるカラーコーディネートの基本ルール。

 

配色は色のルールですので、お花の配置やバランスは自由。

今月のアレンジを上から見ると、こんな感じです。

いかがでしょう?

f:id:kimono-kojima:20190519170130j:plain
来月は初夏スタイルの予定。楽しみです♪

着物でお出かけ〜サントリー美術館

きょうは5月半ばというのに、最高気温が28℃。

ほとんど夏でした。

とはいえ、快晴で、お出かけ日和。

で、気になっていたサントリー美術館の企画展「左脳と右脳でたのしむ日本の美〜information? inspiration?」に出かけました。

f:id:kimono-kojima:20190513002712j:plain

nendoプロデュースのこの企画展は、既存の収蔵作品を2つの手法で観るというものでした。

一方は、全く解説がなく、展示品を観て感じる。

もう一方は、満載の情報と共に展示品を観る。

「こういう見せ方もあるのか!」と、その発想に刺激を受け、共感したものの...

やはり全く解説がない方は、なかなか感じとるのが難しかった。本物は素のままでも力があるので、凝った演出がその魅力を生かしきれていたのか?

でも、個人的には良い試みだと思いました。

新しい見方の提示は、収蔵品に改めてスポットライトがあたり、若い人たちなど幅広い層に関心を持ってもらえるきっかけになるなぁと。

 

余韻を感じつつ国立新美術館に展示されている「ガラスの茶室」も観てきました。

f:id:kimono-kojima:20190513002726j:plain

六本木ヒルズをバックに、光り輝いていました。

端正。

 

きょうのコーディネートは、ゆったりと展示を見たかったので、気温に合わせて、過ごしやすい薄手の夏着物にしました。長襦袢は絽。これも夏仕様です。でも半衿は塩瀬のままで、夏用ではありません。

f:id:kimono-kojima:20190513001518j:plain

帯はさすがにまだ夏物は早いかな、と思って、博多織の八寸名古屋帯、色は白にして涼やかさを出しました。

今の季節は、気温に合わせた工夫を楽しんでいます。

 

着物で行きたいレストラン〜恵比寿・ソウテン

きょうは着付けのお稽古の後、先生方とお仲間数人で食事に出かけました。

ここには様々なタイプの個室があって、落ち着いて食事を楽しむことができます。

ジャンルは創作和食...だと思いますが、きょうはコースでいただきました。旬の食材、海鮮もお肉も、とっても美味しかった!

連休最終日。美味しいものは明日からの活力になりますね。

f:id:kimono-kojima:20190512234150j:plain

 

きょうは20℃くらいで、夜から雨の予報。

雨コートを着ていくことにしたので、着物は軽めに、単衣のお召しと博多織の八寸名古屋帯を合わせました。

f:id:kimono-kojima:20190512235048j:plain

この格子柄は、お召しの由来と言われている徳川家斉が好んだ柄なんだそうです。

きょうは着物と帯を同系色・同トーンで合わせて、帯締めを効かせたコーディネートにしてみました。

洋服感覚の現代的な合わせ方になると思います。

 

着物コーディネート〜 祝!令和

令和を迎えて、初めてのお稽古です。

10連休も終盤。

そろそろ休みモードから通常モードに切り替えないと(。-_-。)

 

きょうは最高気温が25℃の予報だったので、先日と同じ単衣の江戸小紋と博多織の八寸名古屋帯、紋紗の羽織を合わせました。

この江戸小紋の柄「立涌(たてわく)」は、縁起の良い柄と言われているので、新元号になった祝意も込めています。

f:id:kimono-kojima:20190512223120j:plain

着物選びのポイントとして「着物1枚に帯3本」と言われますが、この江戸小紋は、どんな色の帯も合わせやすく、着ていく場所に応じて名古屋帯袋帯も合わせられるので、この1枚に何本もの帯を合わせてコーディネートできます。

帯周りは、春〜初夏は白や寒色系、初秋は茶系などを合わせて、季節感の演出もできます。

 

 

着物コーディネート〜 平成の最後に。

10連休の初日。

きょうは、私にとって平成最後の着付け教室。

少し肌寒く感じる、曇り空だったので、雨コートを着て出かけました。

幸いにも、往き帰りに雨に濡れることはなかったですが...

着物を着るようになって、天気予報に敏感になりました (^_^)

 

きょうのコーデは、単衣の江戸小紋に博多織の八寸名古屋帯

お教室の時は、軽くてキュッと締められる博多帯が快適なんです。

f:id:kimono-kojima:20190501102214j:plain

江戸小紋の柄は「立涌(たてわく)」という有職文様。きもの通の方にとっては伝統的な柄ですが、一般的にはモダンな印象だと思います。

私はこういう「古典柄だけどモダンな印象」のものが好みです。

帯締め帯揚げは、スッキリ系で合わせてみました。