着付け、はじめました!

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着物コーディネート
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魂がふるえた!〜塩田千春展

六本木・森美術館「塩田千春展」に行って来ました。

入口から圧倒される展示。

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作品と共に添えられた言葉も心に沁みて...魂がふるえました。

 

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添えられていた言葉

「黒は広大に広がる深い宇宙を、赤は人と人をつなぐ赤い糸、

 または血液の色を表す。

 まるで私のなかの心の宇宙と外の宇宙を繋ぐように、糸は絡まり、

 ときにピンと張り詰める。

 その関係性はいつまでも途絶えることがない。」

 

★赤は毛糸、黒はアルカンターラ(Alcantara)という先端素材が使われていた。

その質感の違いが空間の違いとして感じられた。

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「人間の命は寿命を終えたら、この宇宙に溶け込んでいくのかもしれない。

 もしかしたら死は無と化すことではなく、何かに溶け込んでいく現象に

 すぎないのかもしれない。

 生から死へ、消滅するのではなく、より広大なものへと溶け込んで行く。

 そう考えれば、私はもうこれ以上死に対して恐れを持つ必要がない。

 死ぬことも生きることも同じ次元のことなのだ。」

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添えられていた言葉

「第一の皮膚は人の皮膚。衣服が第二の皮膚。

 だとしたら第三の皮膚は居住空間。

 人間のからだを取り囲む壁やドアや窓ではないのか。」

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添えられていた言葉

「人は目的地を求めて故郷を離れる。

 多国籍の人たちと生活しているとふと自分が日本人であることを忘れる。

 鏡に映った自分を目にして初めて黒い髪と黒い目のアジア人だと気づく。

 離れれば離れるほど、混ざれば混ざるほど、

 自分をもっと見つめ直す場所に到着するような気がする。

 スーツケースの山を見ると、その数だけの人の生を見てしまう。

 故郷を離れどこかに目的地を求め、どうして旅に出たのか。

 その出発の日の朝の人々の気持ちを思い起こしてしまう。」

 

★いくつかのスーツケースが揺れて、生を感じられた。

 

アートのエネルギーに充たされました。

 

着物コーディネート〜小雨の日に

きょうは最高気温23℃くらいの少し肌寒い日。

終日、小雨が降ったり止んだり...。

こんな日はやはり、雨コートが必要ですね。

雨コートは、薄手で、軽くて、蒸れないことがポイントかなと思います。

着物を着るようになってすぐ、既製のポリエステルの雨コートを買いましたが、梅雨時期は蒸れやすく暑い。冬場の防寒には、まぁ使えますが。

きょうのような少し肌寒い日でも、湿度が高いので、重ね着をするとやはり蒸し暑く感じます。

ということで後に誂えたのが、薄手で軽い正絹の、単衣仕立ての雨コートです。

これは快適で、春先〜初冬まで使えて、良い選択だったと思います。

 

そんな雨コートの中の装いは。

薄手の夏着物に、夏帯、そして気分を明るくする小物でまとめてみました。

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鮮やかな色の帯締め帯揚げで、どんよりした空とジメジメした空気感を吹き飛ばして、テンションアップしました!

 

着物コーディネート〜雨が降りそうで降らない日

梅雨時期の週末。土曜も日曜も、着物でお出かけの予定でした。

どちらも最高気温は25℃前後でしたが、湿度が高くて、少し蒸し暑い。

今にも雨が降ってきそうな曇り空...。でも、まだ降っていない。降らないかも。

こんな日は、雨コートを着るかどうか迷います。

 

 

そんな日にうってつけの着物がこちら。

コート用に織られた西陣お召し地で、単衣の着物を作ってもらいました。

こちらは反物の段階で撥水加工がされているので、小雨程度なら弾いてくれます。

本降りだと帯が濡れる心配があるので、雨コートを着ますが、降るか降らないか微妙で、降っても小雨程度かも...という時は、この着物で充分安心です。

 

結果的に、この週末は両日とも雨に降られることなく、雨コートなしで過ごしたので蒸し暑さも軽減できました。

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同じ着物でも帯を変えると、印象が変わるなぁ...と、細かなとこで楽しみました。

リフレッシュの旅へ

少し時間ができたので、心身をリフレッシュする旅に出かけました。

目的地は、新潟県十日町市清津峡」。

日本三大峡谷のひとつと言われています。

子どもの頃、夏休みに連れてきてもらって水遊びをした記憶があります。

そこのトンネルが、2018年4月にリニューアルして、いまやインスタ映えするスポットになっているそうで、行ってみました。

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あいにくの曇り空だったのですが、大迫力の岩壁に木々の緑、心地良い渓流。

自然の中にいると、カラダの内側からリフレッシュされる感じ。不思議です。

 

宿は、越後湯沢の「HATAGO井仙」。

地元食材を使った料理を提供してくれるオーベルジュです。

ご飯はもちろん、魚沼産のコシヒカリ

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温泉もあって...。本当に、心もカラダも、おなかも大満足の小旅行でした。

 

着物コーディネート〜 梅雨の晴れ間

昨日の最高気温は19℃だったのに、きょうの予想は29℃!

一日で10℃も差があるなんて!!

この寒暖差を乗り切るには、快適さを優先したコーディネートしかない。ということで、きょうも「麻」の着物をチョイスしました。

麻は、風通しが良く、湿気にも強いので、蒸し暑い梅雨時の強い味方です。

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この麻の着物は、小千谷縮。「縮み」は、シワ加工されているような感じの生地で、肌に接する面が少なく、風通しも良いです。

そして、帯は、絽の九寸名古屋帯。東京紅型の染め帯です。

紅型(びんがた)は、沖縄由来の染色技法で、鮮やかな発色が特徴のひとつです。これはたぶん、天然染料とともに顔料も使うからかなと思います。

紅型の鮮やかな色は、初夏の日差しに映えるな〜と思って、コーディネートしてみました。

 

きょうは日も差して気温は高めでしたが、適度に風が吹いていたので、そんなに暑さを感じずに過ごせました。

 

 

初夏のフラワーアレンジ

6月のアレンジは、初夏のイメージです。

涼しげなガラスの器。

器の下部分にはハーバリウム風にラベンダーやかすみ草、紫陽花を入れました。

上の方は、三日月のようなクレッセント型。

大きめのトルコキキョウを中心に、グリーン〜ブルー系の色で爽やかな印象になっています。

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フラワーアレンジは、面白いことに、同じ花材と花器を使っても、花を挿す人によって仕上がりの印象が異なるんです。

可愛くなったり、シャープになったり、精緻な印象になったり。

先生は「個性が出る」と仰っています。

ほんのちょっとしたバランスや角度の違いだと思うのですが、自分らしさを超えていくのは...なかなか難しいですね。

 

きもの体験談〜半衿と伊達衿

着物のコーディネートをする時のポイント。

きょうは「衿まわり」についての体験談を書いてみようと思います。

 

1)着物と帯

2)帯締め帯揚

3)長襦袢

4)衿まわり(半衿、伊達衿)

5)足元(足袋、草履や下駄)

  

きれいな着付けだな〜と思うポイントのひとつは、衿合わせ。

その鍵を握っているのは、長襦袢だと思いますが...

長襦袢の話はこちら。

 

今回は、その衿もとに見える半衿と伊達衿についてです。

 

半衿の基本ルールは、袷の時期の素材は塩瀬、夏は絽。色は白。

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お洒落着の半衿

お洒落着の半衿は、白だけでなく自由な色柄もOKです。

染めや紬、絞り、刺繍ものなど、巷にはさまざまなものがあって、

色柄の半衿を上手に着物に合わせている方もいらっしゃいます。

私もいくつか試してみましたが、結局「白」を使うことが多いです。

顔の近くに半衿の白があると、少し派手めの色の着物も落ち着かせてくれるような、引き締まった印象にしてくれるような...気がして。

たま〜に遊び心で柄ものにする時も、白ベースを基本にしています。

柄の半衿コーデはこちら。 

また夏は、正絹の着物の時は絽、麻の着物の時は綿レースを合わせることが多いです。その方が質感が合っているように感じます。

 

礼装の半衿・伊達衿

礼装の半衿は、基本ルールに則るのが良いと思いますが、

基本の範囲内で華やかさをプラスできるものもあります。

たとえば、刺繍の半衿

訪問着や色無地に刺繍ものを合わせると華やかになります。

また、半衿はシンプルな塩瀬の白にして、伊達衿をプラスすると華やかさと季節感を演出することもできます。

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写真左:刺繍の半衿

写真右:伊達衿

ちょっと見えにくいですが、衿の内側の2色の挿し色が伊達衿です。

ほんの少ししか見えないのに、全体の印象が華やかになります。

全身の写真がなくて、すみません!

次の機会に撮ってきます。