着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

フラワーアレンジ・夏のミルフルール

ようやくお花の教室が再開。3ヶ月ぶりのアレンジです。

広い教室で、一人一台の長机でソーシャルディスタンスも確保。ドアも開放。

もちろん、参加者はマスクを着用して、手指消毒して。という対策下で行われました。

皆さんお変わりなく、久々にお会いできて、楽しいひと時でした。

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夏のプリザーブド・アレンジは、ガラスの花器を使ったり、ブルーなど寒色系の花材を使ったりして、涼しさを演出することが多いです。

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今回のシェイプは、ホリゾント。中央にボリュームがあって、そこから水平に伸びるイメージです。スタイルは、このところ何回かテーマになっていた、ミル・フルール。

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前回アレンジした春のリースをテーブルの上に置いて、センターに今回のアレンジを置くと...かなり華やかなテーブル花になりました。

プリザーブドフラワーは、生花より小さめの仕上がりになりますが、長持ちするので、追々こうした組み合わせでボリューム感をだすこともでき、楽しめます。

 

「新しい日常」に向けて 〜 夏きもので現美へ

心待ちにしていた展覧会がようやく開幕したので、きょうは清澄白河の東京都現代美術館に行ってきました。入館時には、検温して、手指を消毒して。マスク必須。平日の午前中だったせいか、観覧客は少なめで静かで、安心して観ることができました。

オラファー・エリアソン展。

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ちょっとトリッキーで幻想的な作品。科学の実験のようでもあり、見ていると自然の「移ろい」も感じます。サイエンス、ネイチャー、アートが一体になった感じです。

 

そして、テレワーク中の今だからできること。と思って、着物で出かけました。

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きょうも気温が30℃超えだったので、麻の着物に紗の八寸名古屋帯。

日傘のおかげか、麻のマスクのおかげか、けっこう心地よく過ごせました。

 

「夏は着物は着ない」という方も多いと思いますが、少しの工夫で、夏も着物を楽しめます。

ご参考までに、近年のマイ夏支度をご紹介します。

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・レースの足袋。これが涼しくて可愛くて、好評です。

・メッシュの帯板。ちょっと頼りないですが涼しいです。

・メッシュの伊達締め(ベルト)

・天然のハッカ油。

これを肌着の胴まわりにスプレーしておくと、4〜5時間はスーッとして快適です。

・和装ステテコ。着物の中で足がくっつかないので快適です。

・洗える中空帯枕

 

夏の着物は薄いとはいえ、下に肌着と長襦袢を着て、ウエストに帯を巻いて...洋服に比べたら厚着になります。でも、袖は直射日光を遮って風を通してくれますし、衣紋や衿合わせの開き具合の調整で身体に風を通すこともできます。

 

夏の着物姿は「涼しげ」に見えるらしいので、ちょっと工夫して、今夏も着物を楽しみたいと思います。

 

「新しい日常」に向けて 〜 マスクあれこれ

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、東京では、まだまだ油断はできませんが。

今月は、感染防止対策をちゃんとやりつつ、少しずつ外出の機会を増やしたいと思っています。

そのために模索したのが、快適なマスク。

5月に何度か出社した際、もう使い捨ての不職布マスクでは暑苦しい!と感じ、少しでも快適なマスクを!!とネットで探し、何枚か試しました。どれも手作りっぽいのですが、不器用な私には自作はとうてい無理。。。(>_<)

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一番快適だったのは、麻のマスク(ピンク)。

白の2枚は、綿麻で、少し厚手。春秋には使えそうです。

この他に、水着布の接触冷感マスクも買ってみましたが、どうも呼吸の度に布が吸い寄せられて...マスクが凹んだり膨らんだりするのが気になって。一人でのウォーキング用にしました。

ところで。

みなさんは、マスク洗いはどうされているのかな〜?手洗い?

私は今、使っていなかったお弁当箱をマスク洗濯に活用しています。っていっても、マスク・洗剤・水を入れて、かっちり蓋を閉めて、シャカシャカ振るだけです。で、流水ですすいで絞って干して。帰宅後の手洗いついでに、簡単に済むので、新しい習慣になっています。

 

きょうは久々に、本当に久々に、着物で出かけました。

真夏のような気温だったので、麻の着物に麻の長襦袢、帯は紗の八寸名古屋帯。

私の、夏の定番コーデです。

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麻は、洗った後にアイロン掛けしなくていいので、お手入れが楽なんです〜。

暑い季節はついつい頼ってしまいます。

 

Stay Home の息抜き 〜 紫陽花

東京もそろそろ緊急事態宣言が解除になるようで、少しホッとしています。

とはいえ、まだまだ油断できない状況は継続中。

仕事もテレワークを継続することになり、次なるステップの「With コロナ」な中での働き方やライフスタイルを試行錯誤中です。有効な治療薬やワクチンができるまでは、色々な工夫が必要になるんでしょうね。その中から新しいアイディアや価値が生まれるといいな、とも思います。

こんな人間界の状況とは関係なく、自然界はいつも通りに季節が移り変わっています。

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きょうは、路地の紫陽花が咲きはじめていました。

紫陽花は、同じ品種でも土のpHによって、花の色が違うんだそうです。酸性だと青系、アルカリ性だと赤系...、面白いですね。

そして、私が初夏を感じたのが、こちら。

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どくだみ。

子どもの頃、この葉と茎を摘んで、お風呂に入れる日がありました。たしか...初夏〜夏。「どくだみ湯」は、あせも予防になると母が言っていたことを思い出します。

あの独特の匂いは、私にとっての初夏の風物詩です。

今は色々な入浴剤があるので、そんなことしてる人はいないのかな〜?

 

今回のステイホーム期間中、ご近所散歩でさまざまな花を愛でさせていただきました。

そんな中、はじめて見た花もいくつかありました。

これナニ?シリーズ。

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ふしぎなカタチ。

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通勤しない代わりの運動として、ご近所散歩はまだ続けようと思いま〜す!

 

Stay Home の息抜き 〜 半幅帯の帯結び

先週はもう、夏日が続きましたね〜。

おうちでの時間がたっぷりあるので、まだ梅雨前ですが、ひと足早く浴衣向きの帯結びをいくつか練習してみました。この夏はどんな帯結びにしようかな〜と、ひと時でも楽しい気分になっていただけたら嬉しいです。

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A:蝶々結び(いちばんポピュラーで可愛い印象)

B:文庫結び(立体的で可愛い印象、イスの背もたれ不向き)

C:貝の口(粋で大人な印象)

D:麻の葉結び(蝶々結びのアレンジ版、リバーシブル向き)

E:枝垂れ花(個性的、長めの帯向き)

F:姉様結び(お太鼓風で大人可愛い印象、リバーシブル向き)

G:小町結び(貝の口のアレンジ、ヒップを隠せる)

H:リボン結び(垂れが揺れて涼しげ、大人可愛い印象)

 

私は、C.貝の口、F.姉様結び、H.リボン結び 、かな〜。