着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

着物の勉強会〜長襦袢のコーディネート

今月も問屋さんの勉強会に行ってきました。

テーマは、長襦袢のコーディネート。ちょっと上級者向けですね。

 

着物の主なコーディネート要素は、

1)着物と帯

2)帯締め帯揚

3)長襦袢

4)衿まわり(半衿、伊達衿)

5)足元(足袋、草履や下駄)

 

たいていは、ひと目でわかる1)2)のコーディネートを基本に考えますが、

チラッとしか見えないところにも気を配るのが、装いの楽しみであり、お洒落だなぁと思います。

 

たとえば、レモンイエローの着物に、ドットの遊び心あふれる長襦袢とか。

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グレーの小紋に、ピンクの長襦袢とか。

こちらは、白い線で花が描かれている共通点がコーデのポイントだそうです。

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さらに、着物と帯はブラック系で、帯締め帯揚げ・長襦袢を淡い色でトーンを合わせるなんてことも。

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いや〜、奥が深いです。

とはいえ、長襦袢を何枚も揃えるのはなかなかハードルが高いお洒落です。

私の長襦袢事情については、近々お伝えしようと思います(^_^)

 

きょうも着物で出かけましたが、

30℃超えでしたので、昨日と全く同じコーディネートで出かけました(^_^;)

 

着物コーディネート〜5月の真夏日に。

いや〜、5月なのに最高気温が 33℃!って!!

これはもう間違いなく、夏ですよね。夏。

こんな日は無理せず、夏ものを着るのがマイルールです。

着物は、薄〜い夏お召し。

帯は、透け感が少なめの紗の八寸名古屋帯

長襦袢は、もちろん絽です。

ただ、まだ5月なので、半衿だけは塩瀬にしました。

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きょうはこの装いで、お教室に行ってきました。

夏もののおかげか、思ったより厳しい暑さを感じずに過ごせました。

 

嬉しいことに、帰宅時に、同じマンションにお住まいの方に

「着物って涼しそうに見えますね」と言っていただきました ♪

 

アナロガス配色のフラワーアレンジ

5月のフラワーアレンジは、配色の基本ルールを教えていただいて作りました。

今回は似ている色相を組み合わせる、アナロガス配色。

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色相環の黄色を中心にオレンジ〜黄緑を組み合わせています。

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色相環

配色は、この色相環図をベースに考えるそうです。

代表的な配色は、

▪️モノクロマティック配色

同じ色相で、彩度や明度に差をつける配色。グラデーションのような感じでしょうか。フラワーアレンジでは、あまり見かけません。

▪️アナロガス配色

隣り合う似ている色相を組み合わせる配色。お花だと5色程度がまとまりやすく、フラワーアレンジで最もポピュラーな配色だそうです。

▪️コンプリメンタリー配色

補色と言われる対照的な色相を組み合わせる配色。インパクトのあるフラワーアレンジになります。

▪️ドミナントトーン配色

色相は多色にして、彩度や明度を揃える配色。ちょっと高度。

 

これらの配色は、お花だけでなく、ファッションやインテリアにも通じるカラーコーディネートの基本ルール。

 

配色は色のルールですので、お花の配置やバランスは自由。

今月のアレンジを上から見ると、こんな感じです。

いかがでしょう?

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来月は初夏スタイルの予定。楽しみです♪

着物でお出かけ〜サントリー美術館

きょうは5月半ばというのに、最高気温が28℃。

ほとんど夏でした。

とはいえ、快晴で、お出かけ日和。

で、気になっていたサントリー美術館の企画展「左脳と右脳でたのしむ日本の美〜information? inspiration?」に出かけました。

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nendoプロデュースのこの企画展は、既存の収蔵作品を2つの手法で観るというものでした。

一方は、全く解説がなく、展示品を観て感じる。

もう一方は、満載の情報と共に展示品を観る。

「こういう見せ方もあるのか!」と、その発想に刺激を受け、共感したものの...

やはり全く解説がない方は、なかなか感じとるのが難しかった。本物は素のままでも力があるので、凝った演出がその魅力を生かしきれていたのか?

でも、個人的には良い試みだと思いました。

新しい見方の提示は、収蔵品に改めてスポットライトがあたり、若い人たちなど幅広い層に関心を持ってもらえるきっかけになるなぁと。

 

余韻を感じつつ国立新美術館に展示されている「ガラスの茶室」も観てきました。

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六本木ヒルズをバックに、光り輝いていました。

端正。

 

きょうのコーディネートは、ゆったりと展示を見たかったので、気温に合わせて、過ごしやすい薄手の夏着物にしました。長襦袢は絽。これも夏仕様です。でも半衿は塩瀬のままで、夏用ではありません。

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帯はさすがにまだ夏物は早いかな、と思って、博多織の八寸名古屋帯、色は白にして涼やかさを出しました。

今の季節は、気温に合わせた工夫を楽しんでいます。

 

着物で行きたいレストラン〜恵比寿・ソウテン

きょうは着付けのお稽古の後、先生方とお仲間数人で食事に出かけました。

ここには様々なタイプの個室があって、落ち着いて食事を楽しむことができます。

ジャンルは創作和食...だと思いますが、きょうはコースでいただきました。旬の食材、海鮮もお肉も、とっても美味しかった!

連休最終日。美味しいものは明日からの活力になりますね。

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きょうは20℃くらいで、夜から雨の予報。

雨コートを着ていくことにしたので、着物は軽めに、単衣のお召しと博多織の八寸名古屋帯を合わせました。

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この格子柄は、お召しの由来と言われている徳川家斉が好んだ柄なんだそうです。

きょうは着物と帯を同系色・同トーンで合わせて、帯締めを効かせたコーディネートにしてみました。

洋服感覚の現代的な合わせ方になると思います。