染色講座2回目は、色づくりの研究をしました。
前回は染め上がるまでの手順を学びつつ、どのくらいの染料でどんな具合に染め上がるかを体験したので、それを参考にして元になる染料の調合に取り組みました。
今回の私のテーマは「挿し色になる帯揚げ」の色。ということで、グリーン系とイエロー系に挑戦しました。
まずは、グリーン系。手持ちの扇子の房の、ピーコーック・グリーンに挑戦!
試行錯誤を繰り返した結果が、こちら。
手前が目標の房で、左が染めた布、右が染料です。ほぼほぼ思い通りの発色。あとは濃淡の調整次第かな〜。
続いてイエロー系。クリアで爽やか、ちょっと冷たいイエローに挑戦した結果は。
クリアなのは左、冷たいのは右。目指すはこの中間くらいかな〜。
ということで、本日は終了しました。次回がまた楽しみ♪
そして講座へは、もちろん着物で。
きょうは最高気温23℃くらいで曇りがち。だいぶ涼しかったので、定石通りの秋の装いで。
着物は紬の単衣、帯は博多の八寸名古屋帯。帯揚げも帯締めも、半衿も、冬用です。
でも長襦袢だけは「紗」にしました。これが薄くて軽くて着心地も良く、温暖化の現代には最適な味方です。「紗」は本来夏向きの素材ですが、長襦袢だとほぼ判別できず、通年使ってます。同じ夏向き素材の「絽」は、チラッと見えただけで夏素材だと判ってしまうので、秋〜冬に着るのは控えるようにしています。