東京の感染者数が増え続けているので、どう行動すべきか、悩ましいです。また外出自粛すべきか、感染対策に努めつつ活動するか。ワクチンも治療薬もすぐには期待できない...ということは、今後数年は with コロナ下で「新しい日常」を模索しなくちゃなんですね〜。
で、きょうは、感染に努めつつの外出を選択! 東京国立博物館で開催中の「きもの展」✨見応えありました〜✨事前予約制で人数制限されていたので、ゆったり見学できました。
も〜ホント!安土桃山〜江戸時代の、日本人のデザインセンスって凄い!信長の陣羽織は超アバンギャルド!だったし、光琳文様のデフォルメ力も見事。
そして、大正ロマン〜現代。
なんといっても圧倒されたのは✨久保田一竹✨実物から伝わってくる迫力、繊細な色合い...。もう、美術品です!
今春、河口湖にある久保田一竹美術館に行く予定でしたが、コロナ感染拡大がはじまったんで延期したんですよね〜。でも、でも、コロナが一段落したら絶対に行きたい!と改めて思いました。今は色々なコトがオンラインで見られるようになっているけど、リアルのパワーはやっぱり凄いな〜と痛感しました。
きょうは雨でしたが、せっかくなので私も着物で。
夏の雨の日は、麻の着物が重宝です。濡れても、多少汚れても、帰宅してすぐ洗濯できるし、アイロンいらず。暑い時期にロングの雨コートは着たくないな〜と思った時は、麻の着物にしちゃいます。
合わせたのは、羅の八寸名古屋帯。夏用の帯です。
なんと偶然にも着物と帯の柄が共通でした!着物は麻の葉柄の背景に霞模様。で、帯も霞模様!...柄が合っているなんて、ちょっと通っぽい(笑)
着物と帯の色合わせは十人十色ですが。一般的には、着物が濃い色なら帯は薄い色、またはその逆、といったように、比較的コントラストをはっきりさせることが多いようです。私もそうすることが多いですが、きょうのように同系色で合わせることもあります。着物も帯も、白とグレーのモノトーン。ウエストで区切らず、全身をI字ラインに。これは身長が低い私の、スッキリ見せる工夫のひとつです。この上に、濃い目の色の羽織を着ると、さらにI字が細く見えるはず...
いかがでしょう?(笑)
本当は、雨から帯をガードするために羽織を着たんですが (^ ^)
細見え効果もあったような気がします。
夏用の紗の羽織も一枚あると重宝ですね。近年は4〜10月頃まで、かなり長い期間 着用してます。