着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

染色講座スタート!

 

私が通っているお教室では、まずは、ひとりで着物を着られるようになるための、初等科に入学します。そして卒業すると、人に着付けることを学ぶ中等科や、自分の着こなしを究める着こなし講座など、様々なコースがあります。

私も色々なコースを受講しつつ、楽しみながら勉強を続けていまして、で、この度スタートしたのが、着こなし高等講座「染色講座」です。

きょうは色の調合から実際に小さな布(正絹)を染めるまでの手順を学びましたが、これが、けっこう難しいけど楽しい!ハマりそう!

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染料の組み合わせや濃淡の加減、その染め液の色と染まる色の差...などを試しつつ、自分好みの色を作ってみたいと思います。

きょうの参加者3人の成果は、こちら。

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どれも綺麗な色に染まっていました!

で、先生から「自分の色に名前をつけてみたら?」と提案いただき、現在考え中で〜す。

次は何色にしようかな〜。次回が待ち遠しいです♪

 

きょうは暑さ対策として昨日同様、長襦袢を省いて、衿つき肌着+夏きもので。

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夏きものは薄手の麻。帯は半幅帯。前から見るとわかりませんが、後ろはお太鼓でなくカジュアルな帯結びです。帯枕がないだけでも、ちょっと楽です。

 

着物でお出かけ〜目黒雅叙園へ

今年のお盆は帰省もできず、お墓参りにも行けず。

東京は連日35℃前後の猛暑だし💦

なにか気分転換を!ということで。きもの仲間と、目黒雅叙園・百段階段の見学会に行ってきました。

暑さ対策として、きょうは長襦袢を省いて、衿つき肌着+着物で。これは大正解!暑さを凌げました。パッと見たところ分からないと思います(^ ^)

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きょうは、夏きものに羅の八寸名古屋帯を合わせました。夏きものは超薄手だし、袖に風が通るので、思ったほど暑くないんですよね。

 

さて、ここからは百段階段のレポートです♪

「昭和の竜宮城」とも呼ばれた日本初の総合結婚式場。創業当時は8号館まであったそうですが、現存するのは3号館のみ。そこには階段に沿って7つの部屋があります。

こちらは最初の「十畝(じっぽ)の間」

落ち着いた雰囲気でありながら、細部に螺鈿が施された贅沢なお部屋です。

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二部屋目は「漁礁の間」数々の草花や節句のシーンが浮き彫りで描かれている、けっこう濃いめのお部屋。

三部屋目は「草丘の間」

エアコンは稼働してましたが、換気のためか窓がオープンになってて。けっこう見晴らしが良く、心地良いお部屋でした。壁の絵は松原です。

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続いて「静水の間」

こちらは扇など「おめでたいもの」が描かれています。そして注目はテーブル!なんと!中華でお馴染みの回転テーブルは、雅叙園創業者の発明だそうで、日本最古の回転テーブルは雅叙園に保存されているそうです。まさか、これではないと思いますが...。

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五つ目の部屋は「星光の間」こちらには四季の花と食材が描かれています。

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そして鏑木清方(きよかた)が描いた「清方の間」

美人画と目黒周辺の風景が描かれています。

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いよいよ最後の「頂上の間」へ。と思ったら階段は99段まで!?

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これは「おもてなしの美学」なんだそうです。
完璧を表す「百」を誇るのではなく、一歩引いて謙虚にお迎えする...最後の一歩を常に追求する...完成していないところに意味があるそうです。

そういえば、以前「Unfinished」をコンセプトにした企画があったな〜と。まさに、これだな。と思いつつ「頂上の間」へ。

窓から見える景色がメイン?...実はここの天井画も一枚描かれてなくて、こちらも未完成なんだそうです。

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そして、新しい本館へ移動しまして。

ここはどこでしょう?(ご存知の方も多いと思いますが)

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そう。トイレです。

「トイレに入っても夢が覚めないように」という創業者の思いが込められているんですって。創業者の細川力蔵氏は、一般庶民に束の間の夢を!そして震災〜世界恐慌で働く場がなくなっていた職人に最高の仕事の場を!という志のもと、ここを建設されたんだそうです。なんだか、今の困難な状況に似ていて、心に染みますね。

束の間の夢...。

「新しい日常」に向けて 〜 夏の雨の日

東京の感染者数が増え続けているので、どう行動すべきか、悩ましいです。また外出自粛すべきか、感染対策に努めつつ活動するか。ワクチンも治療薬もすぐには期待できない...ということは、今後数年は with コロナ下で「新しい日常」を模索しなくちゃなんですね〜。

 

で、きょうは、感染に努めつつの外出を選択! 東京国立博物館で開催中の「きもの展」✨見応えありました〜✨事前予約制で人数制限されていたので、ゆったり見学できました。

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も〜ホント!安土桃山〜江戸時代の、日本人のデザインセンスって凄い!信長の陣羽織は超アバンギャルド!だったし、光琳文様のデフォルメ力も見事。

そして、大正ロマン〜現代。

なんといっても圧倒されたのは✨久保田一竹✨実物から伝わってくる迫力、繊細な色合い...。もう、美術品です!

今春、河口湖にある久保田一竹美術館に行く予定でしたが、コロナ感染拡大がはじまったんで延期したんですよね〜。でも、でも、コロナが一段落したら絶対に行きたい!と改めて思いました。今は色々なコトがオンラインで見られるようになっているけど、リアルのパワーはやっぱり凄いな〜と痛感しました。

 

きょうは雨でしたが、せっかくなので私も着物で。

夏の雨の日は、麻の着物が重宝です。濡れても、多少汚れても、帰宅してすぐ洗濯できるし、アイロンいらず。暑い時期にロングの雨コートは着たくないな〜と思った時は、麻の着物にしちゃいます。

合わせたのは、羅の八寸名古屋帯。夏用の帯です。

なんと偶然にも着物と帯の柄が共通でした!着物は麻の葉柄の背景に霞模様。で、帯も霞模様!...柄が合っているなんて、ちょっと通っぽい(笑)

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着物と帯の色合わせは十人十色ですが。一般的には、着物が濃い色なら帯は薄い色、またはその逆、といったように、比較的コントラストをはっきりさせることが多いようです。私もそうすることが多いですが、きょうのように同系色で合わせることもあります。着物も帯も、白とグレーのモノトーン。ウエストで区切らず、全身をI字ラインに。これは身長が低い私の、スッキリ見せる工夫のひとつです。この上に、濃い目の色の羽織を着ると、さらにI字が細く見えるはず...

いかがでしょう?(笑)

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本当は、雨から帯をガードするために羽織を着たんですが (^ ^)

細見え効果もあったような気がします。

夏用の紗の羽織も一枚あると重宝ですね。近年は4〜10月頃まで、かなり長い期間 着用してます。

 

フラワーアレンジ・夏のブーケ

今月も無事に開催されたフラワーアレンジメント教室。

お花に触れると、心が落ち着くし、癒されるので、こんな時は特にお花に触れたいな〜と。

でも!今月のテーマは、夏のブーケ!!

私は手が小さいから?か、ずっと手に持ちながらアレンジしていくブーケが苦手 (>_<) と言いつつ...頑張りました!

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全てグリーン系でまとめた、爽やかなカラーリング。

持ち手は、アイビーの葉を巻きつけて、ラフィアで結んでいます。先生が用意してくださった花器(ブーケスタンド)がまた、ナチュラル系で素敵でした♪

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で、今は、こんな風に玄関に置いています。

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梅雨のジメジメした空気を、ちょっとだけ爽やかにしてくれる色合い。

今年も長梅雨...梅雨明けが待ち遠しいです。

 

「新しい日常」に向けて 〜 夏きもので外食

3ヶ月半ぶりの外食に行ってきました。

会員制の中華レストランにお誘いいただき、少人数で。

感染防止対策がしっかりしているお店で。入店時に検温、手指消毒。広い店内で、お隣のテーブルとは2m以上も離れていたと思います。大きめのテーブルで各人の距離もゆったり。料理もすべて取り分けてサーブしてくれて...。安心して食事を楽しめました。美味しかった〜♪ 楽しかった〜♪ お誘いいただき、本当に、ありがとうございました!!

このところ東京の感染者数が増えつつあって、またもや自粛ムードが漂いつつありますが、ずっと全てを自粛するわけにもいかないはず。みんなで感染防止対策をしっかりやりつつ行動する機会を増やしていけたらなぁと思います。

そして、せっかくのお出かけなので、着物を着て行きました♪

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きょうは正絹の夏着物。「もじり織り」という透かし織りの技術を用いた着物です。写真のツバメ柄の部分が透けています。生地自体も薄くて軽くて。絹はやっぱり着心地良いな〜。

帯は、博多織の夏の八寸名古屋帯。紗の透け感はないですが、すご〜く軽く涼しい夏帯です。今回はじめて着用しましたが、白一色なのに織り柄が浮き出て、思った以上に存在感があるので、これから重宝しそうです♪

そして差し色には、着物の縞色に合わせて、帯締めと帯揚げにブルーをちょこっと入れて遊んでみました。

きょうは雨予報でしたが、幸いにも雨に合わず(^ ^) 気温も30℃に達しなかったので、マスクをしていても熱中症の心配もなく過ごせました。