着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

きもの体験談〜半衿と伊達衿

着物のコーディネートをする時のポイント。

きょうは「衿まわり」についての体験談を書いてみようと思います。

 

1)着物と帯

2)帯締め帯揚

3)長襦袢

4)衿まわり(半衿、伊達衿)

5)足元(足袋、草履や下駄)

  

きれいな着付けだな〜と思うポイントのひとつは、衿合わせ。

その鍵を握っているのは、長襦袢だと思いますが...

長襦袢の話はこちら。

 

今回は、その衿もとに見える半衿と伊達衿についてです。

 

半衿の基本ルールは、袷の時期の素材は塩瀬、夏は絽。色は白。

f:id:kimono-kojima:20190607172409p:plain

お洒落着の半衿

お洒落着の半衿は、白だけでなく自由な色柄もOKです。

染めや紬、絞り、刺繍ものなど、巷にはさまざまなものがあって、

色柄の半衿を上手に着物に合わせている方もいらっしゃいます。

私もいくつか試してみましたが、結局「白」を使うことが多いです。

顔の近くに半衿の白があると、少し派手めの色の着物も落ち着かせてくれるような、引き締まった印象にしてくれるような...気がして。

たま〜に遊び心で柄ものにする時も、白ベースを基本にしています。

柄の半衿コーデはこちら。 

また夏は、正絹の着物の時は絽、麻の着物の時は綿レースを合わせることが多いです。その方が質感が合っているように感じます。

 

礼装の半衿・伊達衿

礼装の半衿は、基本ルールに則るのが良いと思いますが、

基本の範囲内で華やかさをプラスできるものもあります。

たとえば、刺繍の半衿

訪問着や色無地に刺繍ものを合わせると華やかになります。

また、半衿はシンプルな塩瀬の白にして、伊達衿をプラスすると華やかさと季節感を演出することもできます。

f:id:kimono-kojima:20190330225747j:plain f:id:kimono-kojima:20170422012122j:plain

写真左:刺繍の半衿

写真右:伊達衿

ちょっと見えにくいですが、衿の内側の2色の挿し色が伊達衿です。

ほんの少ししか見えないのに、全体の印象が華やかになります。

全身の写真がなくて、すみません!

次の機会に撮ってきます。