着付け、はじめました!

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きもの体験談〜長襦袢

先日の勉強会のテーマだった「長襦袢のコーディネート」。

たしかに、着物の袖口や裾からチラッと見える長襦袢がコーディネートされていると、とってもお洒落な印象になります。とはいえ、すぐに何枚も揃えられないので、少しずつ時間をかけて「お洒落」を目指したいと思っています♪

 

今のところは、季節やシーンに合わせて、ようやく通年で着物を着るための基本が揃ったという段階です (^_^;)

参考までに手持ちの長襦袢をご紹介します。

 

・ポリエステル(白)既製品

これは、着付けを習い始めた時に購入したものです。でも、ポリエステルは熱がこもりやすくて暑いし、スベりが良すぎて着崩れしやすいので、今は着用していません。専ら着付けの練習用として、トルソーが着ています (^_^;)

 

・正絹(濃紫)無双袖

初めて自分サイズで誂えた正絹の長襦袢。無双袖というのは、身頃は単衣で、袖だけが袷になっているお仕立てです。主に、袷の時期に着ます。

最初に選んだのが、この濃い茶紫の地に白いストライプの入った洒落ものだったので、着ていく範囲は限られましたが、お洒落着のアクセントとして、今も気に入っている1枚です。

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・正絹(白系霞)単衣

訪問着の時にも着られる色柄です。白地に、淡いグレーとピンクの霞のような柄が染められています。どんな着物でもOKで、袷の時期にも単衣の時期にも着ます。

万能ですが、洒落感は低めかな〜。

 

・絽正絹(白)夏用

透け感のある絽の長襦袢。絽はストライプのように見える織物です。透ける夏着物の下に着るので、何にでも合わせやすい白にしました。基本ルールで言うと、6〜8月に着るものですが、最近は5月〜9月で気温の高い日は単衣の着物の下に着たりしています。涼しいです♪

 

・麻(白)夏用

夏用の長襦袢として、最初に揃えたのが麻でした。というのも、最初の夏着物が麻だったから。軽くてサラッとしていて、洗っても乾きが早くて、一時期、真冬以外はこればかり着ていました。

でも、正絹の着心地の良さを実感した今は、麻の着物に合わせる時だけになりました。

 

すべて自宅で洗濯してます!

私の経験から言うと、長襦袢の素材は「正絹」がオススメです。

しかも!!私が通っている教室では、正絹に「ウォッシャブル加工=洗える加工」をしてくれるので、麻はもちろん、正絹も全て自宅で洗濯しています。

いつでもスッキリ、洗い立てを着られる快適さは、もう譲れないポイントです。

汗をかく季節でも着物を楽しめるのは、この長襦袢のおかげ (^_^)

 

長襦袢は、単なる下着というより、美しい衿合わせの鍵となるもの。

自分サイズでピッタリ合った長襦袢を着ていると、衿も合わせやすく、着崩れしにくく、着心地も良く...美しい着姿をキープできます。

 

近年の気候では、長襦袢は薄手の方が着ていて楽だなと感じているので、次は、薄手でちょっと洒落た色柄ものが欲しいな〜と思っています。