きょうは5月半ばというのに、最高気温が28℃。
ほとんど夏でした。
とはいえ、快晴で、お出かけ日和。
で、気になっていたサントリー美術館の企画展「左脳と右脳でたのしむ日本の美〜information? inspiration?」に出かけました。
nendoプロデュースのこの企画展は、既存の収蔵作品を2つの手法で観るというものでした。
一方は、全く解説がなく、展示品を観て感じる。
もう一方は、満載の情報と共に展示品を観る。
「こういう見せ方もあるのか!」と、その発想に刺激を受け、共感したものの...
やはり全く解説がない方は、なかなか感じとるのが難しかった。本物は素のままでも力があるので、凝った演出がその魅力を生かしきれていたのか?
でも、個人的には良い試みだと思いました。
新しい見方の提示は、収蔵品に改めてスポットライトがあたり、若い人たちなど幅広い層に関心を持ってもらえるきっかけになるなぁと。
余韻を感じつつ国立新美術館に展示されている「ガラスの茶室」も観てきました。
六本木ヒルズをバックに、光り輝いていました。
端正。
きょうのコーディネートは、ゆったりと展示を見たかったので、気温に合わせて、過ごしやすい薄手の夏着物にしました。長襦袢は絽。これも夏仕様です。でも半衿は塩瀬のままで、夏用ではありません。
帯はさすがにまだ夏物は早いかな、と思って、博多織の八寸名古屋帯、色は白にして涼やかさを出しました。
今の季節は、気温に合わせた工夫を楽しんでいます。