着付け、はじめました!

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着物Style

クリスマスの装い2023

気がつけば、12月。 今年の秋は寒暖差が激しかったですが、今週は冬本番の冷え込みですね。そこで、なにか季節感のある装いを、と思って。 クリスマスらしいモチーフ(柄)のものがなくても、色合わせで工夫してみようかと。 ホワイト・クリスマスのイメージ…

夏の帯まわりコーデ

猛暑の今夏も、よく着物を着て過ごしました。...が、暑さのせいか、写真を撮り忘れることも多く...更新もサボっておりました(~ ~; きょうは、今夏、大活躍してくれた「うちわ柄の紗の九寸名古屋帯」コーデをまとめてご紹介します。 まずは、爽やかイエロー…

夏の花文様

先日ご近所で、白い紫陽花がまとまって咲いているのが目に留まりました。よ〜く見ると、種類がいくつかあるようでした。なんとも涼やかで美しい。 そういえば少し前に「紫陽花の柄は、梅雨を過ぎたら着ない方がいいですか?」という質問がありました。紫陽花…

梅雨時の着物は...

関東地方も梅雨入りしました。 ジメジメするこの時期には、なぜか麻の着物を着たくなります。日頃は正絹の肌触りや着心地が好きなんですが、この季節は麻の質感が心地よいな〜と感じます。 麻の着物はお手入れが簡単で、汗をかいても、すぐに洗って干してア…

6月1日は衣更え

昨今の温暖化で、着物で心地よく過ごそうと思うと、ついつい衣更えの基本ルールをスルーしてしまいがちですが....私が守っていることのひとつが、半衿です。 そう、6月1日からは半衿を夏仕様の「絽」に付け替えました!って、大きな声で言うほどのことでもな…

新年度の買い初めは、川島織物!

あっという間に、新年度がスタートしました。 昨年は、日本の季節<二十四節気>をテーマに書き綴って、大寒で一区切りだなぁ...次のテーマは何にしようかぁ...と考えていたら、もう4月になってしまいました! とりあえず、日々の中で気になったことを書き始…

大寒の着こなし〜元気になる色

「大寒(だいかん)」は一年でいちばん寒さが厳しくなるころ。二十四節気の最後の季節です。各地で最低気温が記録されるのも、この時期が多いそうです。まもなく大寒波がやってくるとの予報も聞いています。暖かくして栄養をたっぷりとって、元気に春を迎え…

謹賀新年2023〜卯年

あけまして おめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今年は卯年。ぴょんぴょんと飛躍の年になるといいですね。 干支にちなんで、年始はうさぎ柄の帯を着用しました。 着物は、刺繍の一つ紋入りの色無地。新年に相応しい、キチンと感のある…

冬至の着こなし〜年末編

「冬至(とうじ)」は、一年でもっとも昼が短く、夜が長い日。今年は、12/22でした。寒さを乗りきるためにカボチャを食べたり、柚子湯に浸かって無病息災を願うそうです。 この日から約2週間が、二十四節気の冬至。様々な行事が目白押しの季節です。クリス…

大雪の着こなし〜雪輪文様

今年は12/7〜、季節は「大雪(たいせつ)」になりました。山にも平地にも雪が積もり、本格的な冬が到来する季節。 ということで、きょうは「雪輪(ゆきわ)文様」の着物を選びました。 雪輪文様は、丸みをおびた六角形とも言われますが、私には6つの窪みがあ…

小雪の着こなし〜袷の楽しみ

雪の便りが届くころ。といっても、積もらないほどの、ちょっとした雪。ということで「小雪(しょうせつ)」だそうです。今年は11/22~12/6ころ。 この頃から、少し「暖かそう」に見える着こなしを意識しはじめています。 着物は袷(あわせ)で。 長襦袢は気…

立冬の着こなし〜クリスマス配色

そろそろ、あちらこちらでクリスマス・イルミネーションが点灯しはじめていますね。オーナメントやデコレーショングッズなども見かけるようになりました。 これから約1ヶ月は、クリスマス気分を楽しめる季節。...とはいえ、あまり具体的なモチーフの柄だと…

立冬の着こなし〜皆既月食

季節は「立冬(りっとう)」になりました。暦のうえでは、この時期が冬のはじまり。木枯らしが吹いたり、初雪の便りが届いたり。寒さに備えて、冬の準備をはじめる季節です。 そして、今晩は皆既月食。月の満ち欠けを3時間ほどで見ることができる機会です。 …

霜降の着こなし〜文化の日

きょうは祝日、文化の日。その趣旨は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」だそうで、皇居で文化勲章の親授式が行われたり、芸術祭が開催されたりしています。晴天率が高いそうで、きょうも晴れて、気温も高めです。 ということで、きょうは小紋の柄を通して…

霜降の着こなし〜秋冬の小物コーデ

季節は「霜降(そうこう)」になりました。朝晩の冷え込みが増して、里山では霜が降りはじめるころだそうですが...今朝の富士山!真っ白になっていました! 冬の訪れを感じる、ここ数日。 今季のsomething new 小物を使ったコーデに挑戦しています。 黒系の…

寒露の着こなし〜単衣の羽織〜

今年は10/8~、寒露(かんろ)になりました。朝晩の冷え込みで野草に宿る冷たい露のことを、寒露というそうです。空気も澄んできて、秋晴れの過ごしやすい日が多くなる季節。 そして、ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる季節でもあります。これにちなん…

秋分の着こなし〜紗の羽織〜

きょうはもう...冬のような寒さで。気温は15℃未満で、雨も降っていました。一昨日までは30℃近い晩夏~初秋の気候だったのに。 10月に入ってからは、さすがに夏ものは片付けて、単衣の着物+紗の羽織を合わせて着ていました。残暑もあったので、羽織は紗の方…

秋分の着こなし〜紺色コーデ

今年の秋分は9/23。春分と同様に、昼と夜が同じ長さになる日ですね。秋分の日から少しずつ夜が長くなって...いわゆる、秋の夜長を楽しむ季節になりました。 そして、お彼岸の中日でもあります。暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが。台風の影響で、気温は乱高…

白露の着こなし〜渡鳥の柄

季節は「白露(はくろ)」になりました。朝晩は涼しくなってきたので、草花や木に朝露が降りはじめる頃なのでしょう。日中の暑さも和らぎはじめてきたように感じます。 この時期の後半は…「玄鳥去(ツバメさる)」と言われ、渡鳥(ツバメ)が暖かい南の地へ…

処暑の着こなし〜秋の衣更え・半衿

温暖化の昨今、普段は気温に応じて着物や帯を選んで着ていますが、「半衿」だけは基本ルールに則ることを心がけています。6~8月は「絽の半衿」、そして9/1~は「塩瀬の半衿」に付け替えました。 着物はまだ夏の薄物。帯も夏OKの八寸名古屋帯。 帯締めは迷っ…

処暑の着こなし〜夏の薄物

季節は「処暑」になりました。暑さが和らぎ、穀物が実りはじめる季節。朝夕は少し過ごしやすくなったものの、まだまだ暑さは続いています。 着物の基本ルールでは、7月~8月末までは「薄物」を着用することになっています。 「薄物」は、タテ糸とヨコ糸の密…

大暑の着こなし〜夏色の小物

「夏色」と聞いて、どんな色をイメージされますか? (あ!...歌じゃなく、色の話です) 青?黄色?ビビットな原色?エスニックな色?... 人によって色々だと思いますが... ダジャレでなく(^ ^;) 私の場合、光があたって白っぽくなったような色が夏らしい…

大暑の着こなし〜麻の着物に半幅帯

「大暑」になりました。今年は7/23~8/7だそうで、一年で最も暑くなる季節。 この時期の「土用の丑の日」に、うなぎを食べる風習は有名ですが、元々は「う」のつくものを食べると病気にならないという言い伝えがあったそうで、梅干し・瓜・うどん…でも良いそ…

小暑の着こなし〜カゴバッグ

なんと!本屋さんで出会った...アフリカ・ウガンダ製のカゴバッグ! これは夏着物の時もイケるかも? このブランド「RICCI EVERYDAY」のHPでは、製作しているウガンダの女性たちの様子やメッセージを見ることができます。彼女たちの仕事につながっていると思…

小暑の着こなし〜羅の帯

今年は、七夕の7/7から、二十四節気の「小暑」になりました。 「小暑」は、次の「大暑」に向かって次第に暑さが本格的になって、梅雨も明けて...という季節だそうですが、今年はもう梅雨が明けているせいか、すでに夏本番のような気温です。 きょうも東京の…

夏至の着こなし〜麻の着物

夏至(げし)は、一年でいちばん昼が長く、夜が短くなる日として知られています。 今年は 6/21。二十四節気では、この日から約2週間が夏至の期間になるそうで、この期間を過ぎると、日照時間が少しずつ短くなっていくそうです。 まだ梅雨なので湿度は高く、…

芒種の着こなし〜洗える正絹の着物

今年は6/6から、二十四節気の芒種(ぼうしゅ)になりました。「芒 (のぎ)」は、麦や稲などの穂先にある針のような毛のことだそうで、この時季に “芒” のある植物の種を蒔いたり、田植えを行うんだそうですが…私の出身地では、田植えはもうちょっと早い時期…

小満の着こなし〜夏支度

この週末の東京は、もう夏のようです。最高気温30℃前後ですから、夏物を着た方が、自分も心地よいし、周りの人も暑苦しさを感じないだろうと思います。 着物の基本ルールで言うと、5月はまだ袷の着物...といいますが。汗だくで基本ルールを遵守するよりも、…

小満の着こなし〜立涌

季節は「小満(しょうまん)」に変わりました。気温の上昇とともに陽光も強くなって、万物が生長し、あらゆる生命が満ちていく季節だそうです。 東京も25℃を超える日が増えつつあります。 この季節に合うかな〜と思ったのが、立涌(たてわく)文様の着物。 …

立夏の着こなし〜単衣の着物

季節は「立夏(りっか)」になりました。 今年はちょうど端午の節句が、夏の始まりになりました。さわやかな五月晴れの空に、こいのぼりが気持ちよさそうに泳ぐイメージがピッタリです。 一年でもっとも過ごしやすいと言われる、この季節。 なにを着ようかな…