着付け、はじめました!

着物のお洒落を応援します。

着物でお出かけ〜山種美術館

梅雨が明けた快晴の日に、広尾にある山種美術館に行って来ました。

速水御舟」の企画展です。

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リーフレットの「炎舞」は、重要文化財に指定された近代日本画を代表する作品。

まるで炎が浮かび上がっているかのように描かれた、ぼかしのテクニックは秀逸。

そこに集まる蛾たちは細部まで精緻に描かれていました。

 

でも個人的な好みは、紅梅・白梅の掛け軸と紫陽花の屏風絵かなぁ。

紫陽花は、ひび割れのテクニックに挑戦しているんですって。

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そして何より一番印象に残ったのは、御舟の生き様です。

名を馳せても、そこに留まらず、技術も対象物も次々に新しいものに挑戦し続ける、その姿が作品を通して見えてきました。

素敵な人だなぁ。

私も(そんな大それた事はできないけれど)

私なりに、ずっと挑戦を続ける人でありたいなと思いました。

 

着物コーディネート〜7月・まだまだ続く梅雨

今年の梅雨はいつまで続くんでしょう?

もうすぐ7月も終わりというのに。

きょうも最高気温は30℃くらいの予想ではありますが、

昨年7月はすでに猛暑だったので、ちょっと拍子抜けした感じです。

 

きょうも湿度が高めなので「麻」の小千谷縮みをチョイス。

梅雨〜夏は出番が多いです。

帯は、紗の八寸名古屋帯。この抽象的な花柄が気に入ってます。

小物の色は、着物に合わせて、白&パープル系にしました。

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ちょっと手ぶれ気味。失礼しました。

 

着物コーディネート〜7月・まだ梅雨中

今年は長梅雨ですねぇ。

朝は雨が降っていたものの、午後からは30℃近くなる予想。

蒸し暑そうだな〜という日は「麻」の着物の出番です。

「麻」は、風通しも良く涼しいし、洗ってもすぐ乾くし、アイロンも不要。

日本の夏には欠かせない素材です。

 

 こちらの染め柄は「麻の葉」。ダジャレでのようですが(笑)

日本の伝統的な柄のひとつです。

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帯は、紗の八寸名古屋帯(博多帯)で、透けてて涼しいです。

帯締め帯揚げの色は、帯のポイントカラーに合わせました。

帯留めはガラス製。夏とガラスは相性がいいかなぁと思います。

 

夏のフラワーアレンジメント

7月のテーマは「夏」。

空の青、海の青。ひまわりの黄色。

 

青は寒色系で、クールな印象ですが、

黄色や黄緑と組み合わせると、アクティブな印象になりますね。

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花器にもひと工夫が。

上から見ると、ネイビーのウッド系に見えますが、

実は、そこにガラスの花器が仕込まれていて涼やかさも演出されています。

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横から見ると、こんな感じです♪

 

着物コーディネート〜海の日・夏きもの

きょうは海の日。

...ですが、最高気温は25℃くらいの曇り空でした。

梅雨明けが待ち遠しいなぁ...と思いつつ、夏のコーディネートで出かけました。

着物は夏大島。

色は黒っぽいのですが、薄く透け感があるので、涼しげに見えます。

帯は紗の八寸名古屋帯です。

色々な色の糸で、ざっくり織られた夏帯です。

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大島は「泥染め」した糸を使った織物なので、

帯締めも「泥」のイメージの、渋めな三分紐+帯留めにしました。

そして、帯揚げはあえてスッキリ系に。

帯揚げはホンの少ししか見えませんが、このスッキリ感が現代的な印象にしてくれると思います。

 

魂がふるえた!〜塩田千春展

六本木・森美術館「塩田千春展」に行って来ました。

入口から圧倒される展示。

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作品と共に添えられた言葉も心に沁みて...魂がふるえました。

 

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添えられていた言葉

「黒は広大に広がる深い宇宙を、赤は人と人をつなぐ赤い糸、

 または血液の色を表す。

 まるで私のなかの心の宇宙と外の宇宙を繋ぐように、糸は絡まり、

 ときにピンと張り詰める。

 その関係性はいつまでも途絶えることがない。」

 

★赤は毛糸、黒はアルカンターラ(Alcantara)という先端素材が使われていた。

その質感の違いが空間の違いとして感じられた。

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「人間の命は寿命を終えたら、この宇宙に溶け込んでいくのかもしれない。

 もしかしたら死は無と化すことではなく、何かに溶け込んでいく現象に

 すぎないのかもしれない。

 生から死へ、消滅するのではなく、より広大なものへと溶け込んで行く。

 そう考えれば、私はもうこれ以上死に対して恐れを持つ必要がない。

 死ぬことも生きることも同じ次元のことなのだ。」

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添えられていた言葉

「第一の皮膚は人の皮膚。衣服が第二の皮膚。

 だとしたら第三の皮膚は居住空間。

 人間のからだを取り囲む壁やドアや窓ではないのか。」

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添えられていた言葉

「人は目的地を求めて故郷を離れる。

 多国籍の人たちと生活しているとふと自分が日本人であることを忘れる。

 鏡に映った自分を目にして初めて黒い髪と黒い目のアジア人だと気づく。

 離れれば離れるほど、混ざれば混ざるほど、

 自分をもっと見つめ直す場所に到着するような気がする。

 スーツケースの山を見ると、その数だけの人の生を見てしまう。

 故郷を離れどこかに目的地を求め、どうして旅に出たのか。

 その出発の日の朝の人々の気持ちを思い起こしてしまう。」

 

★いくつかのスーツケースが揺れて、生を感じられた。

 

アートのエネルギーに充たされました。

 

着物コーディネート〜小雨の日に

きょうは最高気温23℃くらいの少し肌寒い日。

終日、小雨が降ったり止んだり...。

こんな日はやはり、雨コートが必要ですね。

雨コートは、薄手で、軽くて、蒸れないことがポイントかなと思います。

着物を着るようになってすぐ、既製のポリエステルの雨コートを買いましたが、梅雨時期は蒸れやすく暑い。冬場の防寒には、まぁ使えますが。

きょうのような少し肌寒い日でも、湿度が高いので、重ね着をするとやはり蒸し暑く感じます。

ということで後に誂えたのが、薄手で軽い正絹の、単衣仕立ての雨コートです。

これは快適で、春先〜初冬まで使えて、良い選択だったと思います。

 

そんな雨コートの中の装いは。

薄手の夏着物に、夏帯、そして気分を明るくする小物でまとめてみました。

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鮮やかな色の帯締め帯揚げで、どんよりした空とジメジメした空気感を吹き飛ばして、テンションアップしました!